「よその子」
2002年10月17日トリイ・ヘイデン著
ロリ「ものってほんとは完璧じゃないんだよね。でも、そうしようと思えば、心の中でいつでも完璧に見えるんだよ。だからいろいろなものがきれいに見えるんだ」
機会相手では無い、人間同士が関っていくことには、ルールもマニュアルも時に役立たなくなる時がある。
疲れるよ。そりゃ所詮他人だと割切れば楽だよ。人が人と関り過ぎるのを「偽善」という言葉で整理して、一人クールを気取っていれば良いんだ。
私は出来無い。ぶつかりたいと思える相手なら、傷ついても疲れても関っていきたい。偽善だって良いじゃないか?少なくとも何もしないでいるより百万倍は良い。
時々、テレビなんか要らないのじゃないかと思う。一日中テレビだけ観ていたら、一体人生のいくらの割合を浪費していることになるんだろう。
ロリ「ものってほんとは完璧じゃないんだよね。でも、そうしようと思えば、心の中でいつでも完璧に見えるんだよ。だからいろいろなものがきれいに見えるんだ」
機会相手では無い、人間同士が関っていくことには、ルールもマニュアルも時に役立たなくなる時がある。
疲れるよ。そりゃ所詮他人だと割切れば楽だよ。人が人と関り過ぎるのを「偽善」という言葉で整理して、一人クールを気取っていれば良いんだ。
私は出来無い。ぶつかりたいと思える相手なら、傷ついても疲れても関っていきたい。偽善だって良いじゃないか?少なくとも何もしないでいるより百万倍は良い。
時々、テレビなんか要らないのじゃないかと思う。一日中テレビだけ観ていたら、一体人生のいくらの割合を浪費していることになるんだろう。
悲しいやすらぎ
2002年10月15日たった今自分で5000を踏んでしまいました。特にどうということも無いけど。
バリ島でのテロ爆破。私がまず感じたのは何と、臭いだ。人間が、焦げて行く臭い。
嗅いだ事が無い筈なのに、あたかも自分がその爆破現場に居る様な錯覚を起こして、吐きそうになった。頭が混乱した。
怒りだとか悲しみだとかを今は上手く表現出来ません。まだ、混乱しているようだ。
また、田口ランディのメルマガだけれど。気に入った文を。
「どこまでも、けして理解しあうことがなくても、家族だ。それがすべて。それはすごいことだ。私の選択の余地もなく強引に運命のもとに家族だ。だから、私はこんな苦手な男を父と呼び、心のどこかで愛し、どちらかが死ぬまでつきあうのだ。
そして、その緊張が、こうして私に何かを書かせている。
書いているとだんだん身体のなかの怒りが溶けていく。不思議だ。言葉にして外に出ていくとき、私のなかの不安も緊張も怒りも妄想も、質的な変容をとげる。
うごめいていた感情が、表現されたとき、残るのはいつも、悲しいやすらぎだ。」
バリ島でのテロ爆破。私がまず感じたのは何と、臭いだ。人間が、焦げて行く臭い。
嗅いだ事が無い筈なのに、あたかも自分がその爆破現場に居る様な錯覚を起こして、吐きそうになった。頭が混乱した。
怒りだとか悲しみだとかを今は上手く表現出来ません。まだ、混乱しているようだ。
また、田口ランディのメルマガだけれど。気に入った文を。
「どこまでも、けして理解しあうことがなくても、家族だ。それがすべて。それはすごいことだ。私の選択の余地もなく強引に運命のもとに家族だ。だから、私はこんな苦手な男を父と呼び、心のどこかで愛し、どちらかが死ぬまでつきあうのだ。
そして、その緊張が、こうして私に何かを書かせている。
書いているとだんだん身体のなかの怒りが溶けていく。不思議だ。言葉にして外に出ていくとき、私のなかの不安も緊張も怒りも妄想も、質的な変容をとげる。
うごめいていた感情が、表現されたとき、残るのはいつも、悲しいやすらぎだ。」
「封印再度」
2002年10月11日を、読んでいる。相変わらず論理的な物語の展開にワクワクしながら、時々本を伏せては謎解きに集中してみたりして、気付いたらマックで5時間。流石に少し慌てた。
本音は早く結末を知りたいが、もうすぐ読み終わるのが勿体無い位である。私は禅問答が好きなんだな。だから京極夏彦も愛してるの。今は森博嗣だけどね。
調子に乗って、自己紹介文も変えてみた。正確には未だ24歳ではない。もう間も無くではあるが。
誕生日が来て変えるのも面倒だし、心の準備というもの(?)があるからさ。
取合えず、明日は修論研究の日。
「社会の雑踏に流され生きていても、心の眼は静かにあれ」
本音は早く結末を知りたいが、もうすぐ読み終わるのが勿体無い位である。私は禅問答が好きなんだな。だから京極夏彦も愛してるの。今は森博嗣だけどね。
調子に乗って、自己紹介文も変えてみた。正確には未だ24歳ではない。もう間も無くではあるが。
誕生日が来て変えるのも面倒だし、心の準備というもの(?)があるからさ。
取合えず、明日は修論研究の日。
「社会の雑踏に流され生きていても、心の眼は静かにあれ」
自動車の免許あれこれ。
2002年10月10日殆ど寝ていないまま学校行って講義に出て発表。疲れた身体に鞭打って、ジムで走り込み。限界まで寝ない。その方が布団に入った時幸せだから。サドだな私。
御蔭で体重は順調に減っていますが。だって食欲無いのですもの。その代わり何時にも増して読書欲が凄い。読書の秋だからか?
「そうなのだ。なぜか私には若い頃から、自分が車を運転したら絶対に他人を轢く、という確信のようなものがあったのだ。すげえ根拠なき確信。もしかしたら前世で人を轢き殺しているのかもしれない。
ずいぶん前だけど、友達のお子さんが交通事故で亡くなった。 バックしてきたトラックに轢かれたんだ。5歳だった。その友達は「車のない世界に行きたい」って言っていた。車は凶器だって。友達が子供を失ったときの絶望はあまりに深くて、思い出しただけで世界が歪んでくる。
カンボジアに地雷撤去の取材に行ったとき、数だけで言えばカンボジアで地雷を踏んでしまう人よりも、日本で交通事故で死ぬ人の方が多いと知ってびっくりした。」
田口ランディメルマガから。
ぎょえー、免許取らない理由が同じだ。絶対に人を轢いてしまうという確信。
猛烈に免許を取りたいと思った事も無いし、今も取りたいとは思わない。そもそも人が至極当り前の様に免許を取る理由が解し難い。
あったら便利な事もあるかも知れないけれど、特に無くても困らない。
バッグの中の裁縫セットみたいなものか。それに必要な時には誰かが持っている可能性も高い。
たまに一人でも足が必要になったらタクシーがあるし。
相対的に見て、メリットよりデメリットの方が大きそうだから、今の私に免許は必要無い。
これって結婚観と同じだわ。人生の可能性を減らしてる?そうは思わない。その分、他の事に挑戦したり別の事を経験する時間があるじゃない。
つまり一概に画一的な概念を押付ける事は宜しくない。人それぞれ、やりたい事が違うのでしょう。当り前だけどさ。
御蔭で体重は順調に減っていますが。だって食欲無いのですもの。その代わり何時にも増して読書欲が凄い。読書の秋だからか?
「そうなのだ。なぜか私には若い頃から、自分が車を運転したら絶対に他人を轢く、という確信のようなものがあったのだ。すげえ根拠なき確信。もしかしたら前世で人を轢き殺しているのかもしれない。
ずいぶん前だけど、友達のお子さんが交通事故で亡くなった。 バックしてきたトラックに轢かれたんだ。5歳だった。その友達は「車のない世界に行きたい」って言っていた。車は凶器だって。友達が子供を失ったときの絶望はあまりに深くて、思い出しただけで世界が歪んでくる。
カンボジアに地雷撤去の取材に行ったとき、数だけで言えばカンボジアで地雷を踏んでしまう人よりも、日本で交通事故で死ぬ人の方が多いと知ってびっくりした。」
田口ランディメルマガから。
ぎょえー、免許取らない理由が同じだ。絶対に人を轢いてしまうという確信。
猛烈に免許を取りたいと思った事も無いし、今も取りたいとは思わない。そもそも人が至極当り前の様に免許を取る理由が解し難い。
あったら便利な事もあるかも知れないけれど、特に無くても困らない。
バッグの中の裁縫セットみたいなものか。それに必要な時には誰かが持っている可能性も高い。
たまに一人でも足が必要になったらタクシーがあるし。
相対的に見て、メリットよりデメリットの方が大きそうだから、今の私に免許は必要無い。
これって結婚観と同じだわ。人生の可能性を減らしてる?そうは思わない。その分、他の事に挑戦したり別の事を経験する時間があるじゃない。
つまり一概に画一的な概念を押付ける事は宜しくない。人それぞれ、やりたい事が違うのでしょう。当り前だけどさ。
あくまでも姫。
2002年10月9日「とてつもなく重要な相談があるので、折返し電話下さい」
2歳下の従兄弟(男)から留守番のメッセージ。
とてつもなく?その只事ではない雰囲気にあれこれ想像を張巡らせながら電話を掛ける。「何?一体どうしたんだ」
「これ、親戚筋には誰にも言わないで。極秘情報だぜ」
「おう」
「実は・・・‘姫’が今、日本に来ている」
「は?何しに」
「・・・俺に会いに・・・だって」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷ」
「笑い事じゃねーよ!」
確かに。私もたまげた。‘姫’とは台湾に住む中国人の従姉妹で、夏休みに「初めて」日本へ遊びに来て散々‘姫’っぷりを発揮して帰った二十歳の女子である。
兎に角もう、外見から行動全てがお姫様的であり、従兄妹を猛暑の東京中連れ回してはあれこれと持たせ、奢らせ、連日買物に付合わせ、私と恋人君の居た大阪へ彼女の姉と共に突然来ては、恋人君をタジタジにさせたりしていた。繰り返し言うが皆初対面である。
それも悪いわね、という感じでは無くて彼女にとっては至極「当然」という感じだったので、その‘姫’っぷりは腹が立つを通り越してあっぱれであった。
尤も彼女に嫌味なところが全然無く、この子は生まれつきの姫なのだわ、と皆思っていた為かも知れない。
その‘姫’が台湾の恋人と別れ、曲りなりにも血の繋がりのある従兄弟のいる日本へ、彼会いたさにやって来たと。
と言うか、学校(大学)はどうしたんだと。休んだか。世話になっているのが自分の姉の友人宅らしいが、さぞ驚かれた事でしょう。‘姫’自身はそんな事気にしないだろうけど。
そんなわけで従兄弟は何故か窮地に立たされ、どうしたらいい?会った方がいい?とヘルプの電話を私に掛けてきたわけであるが、「会いたいなら会え。てか、自分で決めろ」としか私には言えねー。
従兄弟の気持は当然乍ら‘姫’に親戚以上の感情は無く、彼自身にも恋人が居るので、下手に‘姫’の気持を受容れる態度を取ると余計薮蛇にはなるぞと忠告はしたが。
法律では従兄妹間の婚姻は認められてはいるけど…。て、話が飛躍し過ぎですか。
2歳下の従兄弟(男)から留守番のメッセージ。
とてつもなく?その只事ではない雰囲気にあれこれ想像を張巡らせながら電話を掛ける。「何?一体どうしたんだ」
「これ、親戚筋には誰にも言わないで。極秘情報だぜ」
「おう」
「実は・・・‘姫’が今、日本に来ている」
「は?何しに」
「・・・俺に会いに・・・だって」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷ」
「笑い事じゃねーよ!」
確かに。私もたまげた。‘姫’とは台湾に住む中国人の従姉妹で、夏休みに「初めて」日本へ遊びに来て散々‘姫’っぷりを発揮して帰った二十歳の女子である。
兎に角もう、外見から行動全てがお姫様的であり、従兄妹を猛暑の東京中連れ回してはあれこれと持たせ、奢らせ、連日買物に付合わせ、私と恋人君の居た大阪へ彼女の姉と共に突然来ては、恋人君をタジタジにさせたりしていた。繰り返し言うが皆初対面である。
それも悪いわね、という感じでは無くて彼女にとっては至極「当然」という感じだったので、その‘姫’っぷりは腹が立つを通り越してあっぱれであった。
尤も彼女に嫌味なところが全然無く、この子は生まれつきの姫なのだわ、と皆思っていた為かも知れない。
その‘姫’が台湾の恋人と別れ、曲りなりにも血の繋がりのある従兄弟のいる日本へ、彼会いたさにやって来たと。
と言うか、学校(大学)はどうしたんだと。休んだか。世話になっているのが自分の姉の友人宅らしいが、さぞ驚かれた事でしょう。‘姫’自身はそんな事気にしないだろうけど。
そんなわけで従兄弟は何故か窮地に立たされ、どうしたらいい?会った方がいい?とヘルプの電話を私に掛けてきたわけであるが、「会いたいなら会え。てか、自分で決めろ」としか私には言えねー。
従兄弟の気持は当然乍ら‘姫’に親戚以上の感情は無く、彼自身にも恋人が居るので、下手に‘姫’の気持を受容れる態度を取ると余計薮蛇にはなるぞと忠告はしたが。
法律では従兄妹間の婚姻は認められてはいるけど…。て、話が飛躍し過ぎですか。
「誌的私的ジャック」
2002年10月7日昨日借りた内の一冊、結局読んでしまった。この人の本って、読むと勉強がしたくなる。大学や院が舞台だからか?馬鹿じゃいけねえーって気になる。
一般に、女性の方がバランス感覚に優れていて、人格の変化が素早い、という指摘には成る程と思った。科学的には、比熱が低いということらしい。
安定した世界のまとまりを早く構築しようとする、それも女性の方が早い段階で結婚したがるということの表れかも知れない。私は例外だ。
「相手の思考を楽観的に期待している状況……、これを、甘えている、というんだ。いいかい、気持なんて伝わらない。伝えたいものは、言葉で言いなさい。それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない」
そうそう、やっぱり良い事言う犀川先生は。もとい森博嗣は。
黙ってたってハートは通じる、そんなの奇麗事。本当に伝えたい事は、なかなか伝わらなかったりする。誤解も生む。得てして難しい。
難しい事をやり遂げるのが、愛じゃなくて、何だ?
まぁそれも私の持論だが。私は言いたい。
「言葉をもっと有効的に活用せよ」
・・・世間体を気にしない、まったくの自由人は、それが自分のライフスタイルだと思い込むことで、自分の体裁を気にしている。格好をつけるのが嫌いだ、という人間は、格好をつけないことが、格好の良い事だと思っていて、つまり、格好をつけている。問題は同じだ。
他人に干渉するな、と要求する事は、そういって、他人に干渉している。
自分が特別だと思っている、それ自体が特別ではない。
意識とは不自由なものだ。こうして、自分のアイデンティティは、素直な思考によって不可逆的に軟弱になっていく。
最も効果的な防御とは、考えないことだ。・・・
無理だなぁ私には。効果的な防御を用いることが。
だから人間は日々脆弱な精神と格闘し、葛藤し、誰かに何処かでその存在を刻み付けながら思考を続けてゆくんだ。死ぬまで続けてゆくんだ。
或いは、死して猶?うーん、また今夜も眠れなくなるぞ。
さぁさぁ、仕事に戻ろう。
一般に、女性の方がバランス感覚に優れていて、人格の変化が素早い、という指摘には成る程と思った。科学的には、比熱が低いということらしい。
安定した世界のまとまりを早く構築しようとする、それも女性の方が早い段階で結婚したがるということの表れかも知れない。私は例外だ。
「相手の思考を楽観的に期待している状況……、これを、甘えている、というんだ。いいかい、気持なんて伝わらない。伝えたいものは、言葉で言いなさい。それが、どんなに難しくても、それ以外に方法はない」
そうそう、やっぱり良い事言う犀川先生は。もとい森博嗣は。
黙ってたってハートは通じる、そんなの奇麗事。本当に伝えたい事は、なかなか伝わらなかったりする。誤解も生む。得てして難しい。
難しい事をやり遂げるのが、愛じゃなくて、何だ?
まぁそれも私の持論だが。私は言いたい。
「言葉をもっと有効的に活用せよ」
・・・世間体を気にしない、まったくの自由人は、それが自分のライフスタイルだと思い込むことで、自分の体裁を気にしている。格好をつけるのが嫌いだ、という人間は、格好をつけないことが、格好の良い事だと思っていて、つまり、格好をつけている。問題は同じだ。
他人に干渉するな、と要求する事は、そういって、他人に干渉している。
自分が特別だと思っている、それ自体が特別ではない。
意識とは不自由なものだ。こうして、自分のアイデンティティは、素直な思考によって不可逆的に軟弱になっていく。
最も効果的な防御とは、考えないことだ。・・・
無理だなぁ私には。効果的な防御を用いることが。
だから人間は日々脆弱な精神と格闘し、葛藤し、誰かに何処かでその存在を刻み付けながら思考を続けてゆくんだ。死ぬまで続けてゆくんだ。
或いは、死して猶?うーん、また今夜も眠れなくなるぞ。
さぁさぁ、仕事に戻ろう。
触媒を求めて。
2002年10月6日昨日は恋人君の家へお泊り。弟君が購入したての原チャをパクられ相当凹んでいた様子だったので、景気づけに今月一緒に誕生日パーティを開く事を提案してみる。私と恋人君の弟の誕生日は5日違い。誕生日は絶対に大勢で祝い祝われた方が楽しい、という私の持論の元。
最近つくづく思う事。
世の中には、知らなければならない事と、知らない方が幸せかも知れない事の二種類があると思う。
好奇心旺盛な性格が祟ってか、多くの事を知ってしまって混乱している感もある最近の私。
だけど。
無知という培養機に育てられた黴菌であるよりは、知って悩める方がまだ人間的かも知れないな。
来週までにと教授に頼まれた仕事(テープの原稿化)をしていて思う。
賢い人でも、いや賢いと自分で思っている人程、回りくどくて且つ意味の通らない言い回しがお得意ですね。難しい事を易しく言える人ってなかなか居ないものです。(自戒の念込
今日、好んで再び森ミステリーの罠に嵌りに行く自分。借りたのは2冊。
最近つくづく思う事。
世の中には、知らなければならない事と、知らない方が幸せかも知れない事の二種類があると思う。
好奇心旺盛な性格が祟ってか、多くの事を知ってしまって混乱している感もある最近の私。
だけど。
無知という培養機に育てられた黴菌であるよりは、知って悩める方がまだ人間的かも知れないな。
来週までにと教授に頼まれた仕事(テープの原稿化)をしていて思う。
賢い人でも、いや賢いと自分で思っている人程、回りくどくて且つ意味の通らない言い回しがお得意ですね。難しい事を易しく言える人ってなかなか居ないものです。(自戒の念込
今日、好んで再び森ミステリーの罠に嵌りに行く自分。借りたのは2冊。
人生はテレホンカードみたい。
2002年10月3日沢山話しても沈黙でも同じ様に度数が減る。
何日か前の新聞記事で秋元康がそんなこと言ってたな。
今日は思いっきり泣いた、泣いた。人通りの激しいホームで、思いっきり。怪訝そうな顔して通り過ぎてゆく人々。マスカラ落ちて、鼻水啜り上げて、酷い顔の女が一人。私。
どうしようもないけど、どうしようもないほど、泣けてくる時があるんだ人間だから。溜まった老廃物は流してあげよう、そとへ。
泣き過ぎた目が未だ痛むけど、明日が来たら、また笑い方を思い出せるから、うん、きっと、まだまだいけるはず。
「皆、仕事をして、疲れて、それでも何かを求めて、誰かを愛して、毎日、電車に乗り、階段を上り、汗をかいて、要求して、妥協して、喜んだり、怒ったり、それでも、忘れてしまう……、そう、最後には、全部忘れてしまうのだ。
何も残らない。」
スケッチブックは、真っ白のまま?
一生懸命描いて、描いて、描いて、描いたことすらも、忘れてしまうんだね。だからまた描ける。白いページに、また何度でも繰り返し。何時になっても幾つになっても、繰り返し。
何日か前の新聞記事で秋元康がそんなこと言ってたな。
今日は思いっきり泣いた、泣いた。人通りの激しいホームで、思いっきり。怪訝そうな顔して通り過ぎてゆく人々。マスカラ落ちて、鼻水啜り上げて、酷い顔の女が一人。私。
どうしようもないけど、どうしようもないほど、泣けてくる時があるんだ人間だから。溜まった老廃物は流してあげよう、そとへ。
泣き過ぎた目が未だ痛むけど、明日が来たら、また笑い方を思い出せるから、うん、きっと、まだまだいけるはず。
「皆、仕事をして、疲れて、それでも何かを求めて、誰かを愛して、毎日、電車に乗り、階段を上り、汗をかいて、要求して、妥協して、喜んだり、怒ったり、それでも、忘れてしまう……、そう、最後には、全部忘れてしまうのだ。
何も残らない。」
スケッチブックは、真っ白のまま?
一生懸命描いて、描いて、描いて、描いたことすらも、忘れてしまうんだね。だからまた描ける。白いページに、また何度でも繰り返し。何時になっても幾つになっても、繰り返し。
だからと言って。
2002年10月1日―恋人同士でも、お互い『ここから先は入り込んじゃ駄目!』っていうところもあるんじゃないかな?考え方も含め、何でも分かり合えるっていうのは、ある意味無理な事で…だって、育った環境も違えば今まで生きてきた過程も違う。―
私の好きな某サイトでこの文を読んで、しばし考えた。何でも分かり合いたいと思う自分が居る。でも理解する事と分かる事は違う。理解は頭で解く事、分かるは心で溶く事。
相手の全てを心で溶く事が出来れば一番良い。だけど、人間はどんな奇麗事を並べたところで、どんな大金を積んだところで、どんなに渾身の力で頑張ってみたところで、所詮同一人に成る事など出来ない。
同一人に成れない以上、他の人間の思いや痛みを、「真に」共有する事など出来るわけが無いんだ。そう、それも頭では解いている理屈。だけれど理屈では無いものを求める自分が居ることもまた否定は出来ない。
そろそろ本気で認識すべき時だと思う。誰も彼もが一人だという事を。孤独でない人間なんて居ないのかも知れない。違うでしょうか。
全くの他人と、特別な人との相違点。それは思いやりの重さ。自分の辛さは自分で、相手の辛さは相手が、負っていくしか無いことで。誰も肩代わりは出来ないことで。
あるところへ向かう時。何も望まない自分でありたい。思いやりだけ忘れない自分でありたい。
私の好きな某サイトでこの文を読んで、しばし考えた。何でも分かり合いたいと思う自分が居る。でも理解する事と分かる事は違う。理解は頭で解く事、分かるは心で溶く事。
相手の全てを心で溶く事が出来れば一番良い。だけど、人間はどんな奇麗事を並べたところで、どんな大金を積んだところで、どんなに渾身の力で頑張ってみたところで、所詮同一人に成る事など出来ない。
同一人に成れない以上、他の人間の思いや痛みを、「真に」共有する事など出来るわけが無いんだ。そう、それも頭では解いている理屈。だけれど理屈では無いものを求める自分が居ることもまた否定は出来ない。
そろそろ本気で認識すべき時だと思う。誰も彼もが一人だという事を。孤独でない人間なんて居ないのかも知れない。違うでしょうか。
全くの他人と、特別な人との相違点。それは思いやりの重さ。自分の辛さは自分で、相手の辛さは相手が、負っていくしか無いことで。誰も肩代わりは出来ないことで。
あるところへ向かう時。何も望まない自分でありたい。思いやりだけ忘れない自分でありたい。
矯正に纏わる難問
2002年9月28日・・・と、大袈裟なタイトルですが、私にとっては大問題。昨日、歯科にてレントゲンを撮った。先生と1時間以上相談したところ、私の歯は上下合わせて4本も抜歯しないといけないらしい。。
4本。大きいですよ、これは。しかも矢張り痛そうですよ、矯正は。飯も食えない痛さだそうですよ。
覚悟してた事だが、鬱だ。
来週の予約時までに覚悟を決めて、再検査をするとのこと。救いは先生が格好良いというか、私のタイプ。
このまま第二の松田聖子か・・・?否しかし、歯医者で大口開けて診療して貰っている顔というのは、どんな美人でも最高に不細工なものだと個人的には思うのだが如何なものか。そんな時でも芸能人は美しいのだろうか。
その後、フットマッサージへ。定期的に通わないと気持悪くなってるよ。次回は長めで全身やって貰おうか。今は頭のツボマッサージというのも気になっている。少しは良くなるんだろうか。
それは兎も角。最近の私の物欲ときたら凄まじいものがある。
物欲>>>睡眠欲>性欲>食欲
こんな感じ。
ここ一箇月ほどの間に購入した物達。
服は、まずムートンコートに、パンツ3本、ワンピ5着、スーツ3着、ニットセーター、トレーナー、シャツその他、あと何故かジャージも、靴はベーシックなパンプスを1足買い、色違いでパンプスとブーツとスニーカーを2足ずつ、小物はベルト2本、ショール、アクセはペアリングは兎も角として目に付いたネックレス・リング等、化粧品も美容液など色々、化粧水は3本も・・・etc。あ、これ勿論韓国で買物した分含めない。ブランド物買ってないのがまだ救い。
何処かへ出掛ける度に帰路には紙袋を携えている自分が居る気がする今日この頃。だからこれ以外にもあったと思うが、取合えず思い付いたものでこれだけ。怒られること必須だから、恋人君にはこれら買物の事は言っていない。
欲しいものは、その時手に入れないと、輝きを失ってしまうんだ。
確か、昔読んだ村上龍の小説でそんなフレーズがあったが、思いっきり買物をした後にはいつもその言葉が頭を過る。でもそろそろ自粛します。収納場所も無いので。
とか言って、欲しいものが目の前にあると、つい買ってしまうんだ。。
因みに食欲は私にとっては珍しいほど、減退気味。というか、食べる事に大して興味が湧かない。そうこうしてたら体重ー2?に。でもジムには行っているし、健康だけど。きっと、一時的なものだと思う。
続きは秘密メモへ。
4本。大きいですよ、これは。しかも矢張り痛そうですよ、矯正は。飯も食えない痛さだそうですよ。
覚悟してた事だが、鬱だ。
来週の予約時までに覚悟を決めて、再検査をするとのこと。救いは先生が格好良いというか、私のタイプ。
このまま第二の松田聖子か・・・?否しかし、歯医者で大口開けて診療して貰っている顔というのは、どんな美人でも最高に不細工なものだと個人的には思うのだが如何なものか。そんな時でも芸能人は美しいのだろうか。
その後、フットマッサージへ。定期的に通わないと気持悪くなってるよ。次回は長めで全身やって貰おうか。今は頭のツボマッサージというのも気になっている。少しは良くなるんだろうか。
それは兎も角。最近の私の物欲ときたら凄まじいものがある。
物欲>>>睡眠欲>性欲>食欲
こんな感じ。
ここ一箇月ほどの間に購入した物達。
服は、まずムートンコートに、パンツ3本、ワンピ5着、スーツ3着、ニットセーター、トレーナー、シャツその他、あと何故かジャージも、靴はベーシックなパンプスを1足買い、色違いでパンプスとブーツとスニーカーを2足ずつ、小物はベルト2本、ショール、アクセはペアリングは兎も角として目に付いたネックレス・リング等、化粧品も美容液など色々、化粧水は3本も・・・etc。あ、これ勿論韓国で買物した分含めない。ブランド物買ってないのがまだ救い。
何処かへ出掛ける度に帰路には紙袋を携えている自分が居る気がする今日この頃。だからこれ以外にもあったと思うが、取合えず思い付いたものでこれだけ。怒られること必須だから、恋人君にはこれら買物の事は言っていない。
欲しいものは、その時手に入れないと、輝きを失ってしまうんだ。
確か、昔読んだ村上龍の小説でそんなフレーズがあったが、思いっきり買物をした後にはいつもその言葉が頭を過る。でもそろそろ自粛します。収納場所も無いので。
とか言って、欲しいものが目の前にあると、つい買ってしまうんだ。。
因みに食欲は私にとっては珍しいほど、減退気味。というか、食べる事に大して興味が湧かない。そうこうしてたら体重ー2?に。でもジムには行っているし、健康だけど。きっと、一時的なものだと思う。
続きは秘密メモへ。
後期開始
2002年9月26日昨日なくしたと思ったオードブラン、心当たりを探したらありましたー。パクらないで届けて呉れた方に、感謝。捨てる神ありゃ何とやら。恋人君には大分呆れられたけれど。
何と言ってもこの私、何処か出掛けた折には「必ず」と言っていい程、何かしら紛失してくるので。…もう病気かも。
当面の目標は、注意力と緊張感を常に携帯すること。
今日から怒涛の後期が開始するということで、昨夜は緊張と物語の興奮が尾を引いて、一睡もせぬまま夜が明けた。流石にテンションもロー。
後期、私は変わります。
何と言ってもこの私、何処か出掛けた折には「必ず」と言っていい程、何かしら紛失してくるので。…もう病気かも。
当面の目標は、注意力と緊張感を常に携帯すること。
今日から怒涛の後期が開始するということで、昨夜は緊張と物語の興奮が尾を引いて、一睡もせぬまま夜が明けた。流石にテンションもロー。
後期、私は変わります。
「夏のレプリカ」
2002年9月25日読了。本来ならばもっとずっと早くに読み終わる予定だったのだけれど、出会えていなかったので。そう、8月15日まではこの本は確かにあった。その日出掛けた折に紛失したらしい。
冷房が効き過ぎの喫茶店で、2時間半程読書に没頭。気付いたら身体が冷え切って、お腹の虫が鳴っていた。こんな時いつも思うこと、嗚呼これくらい研究に没頭出来たらいいのにと。
西之園萌絵と犀川創平助教授の掛合いが好き。もう、大好き。結婚して下さい、著者の森博嗣先生(してるのか?分らん)…。いや無理だろうな、私じゃあ。とびっきりの才女でないと、萌絵クラスの。
波乱万丈な物語の、如何にも森ミステリーらしい結末に、思わず一人苦笑。
そして私は、今日購入したばかりのオードブラン(4000円)を紛失したことに気付く。
・・・・・・馬鹿だ・・・・・・。
何かに熱中している時、私は必ず他の何かを頭に置けない。こういうのを、頭が悪いっていうんだろうなあと繰返される自己嫌悪。
萌絵の様に同時に違うピースのパズルを組立てられる位になりたい。気持悪くても構いませんから。
気に入った言葉。触媒。そう、私はもっともっと触媒されたい。
冷房が効き過ぎの喫茶店で、2時間半程読書に没頭。気付いたら身体が冷え切って、お腹の虫が鳴っていた。こんな時いつも思うこと、嗚呼これくらい研究に没頭出来たらいいのにと。
西之園萌絵と犀川創平助教授の掛合いが好き。もう、大好き。結婚して下さい、著者の森博嗣先生(してるのか?分らん)…。いや無理だろうな、私じゃあ。とびっきりの才女でないと、萌絵クラスの。
波乱万丈な物語の、如何にも森ミステリーらしい結末に、思わず一人苦笑。
そして私は、今日購入したばかりのオードブラン(4000円)を紛失したことに気付く。
・・・・・・馬鹿だ・・・・・・。
何かに熱中している時、私は必ず他の何かを頭に置けない。こういうのを、頭が悪いっていうんだろうなあと繰返される自己嫌悪。
萌絵の様に同時に違うピースのパズルを組立てられる位になりたい。気持悪くても構いませんから。
気に入った言葉。触媒。そう、私はもっともっと触媒されたい。
いやはや。
2002年9月20日修論・・・・・・
私の所属は政治学科では無ーい。政治学について論文を書いた事も無い。専門は法律、そして租税。
毎日修論でてんてこ舞。卒業出来るのでしょうか。
山篭りしたい気分。。
関係無いけど、ロッキー・ロドキン、あれは一体何?シルバー×キュービックジルコニアであの値段は詐欺でしょう。訴えてやる。それでも買う人がいるんだから仕方ないのかね。
私はそんな馬鹿らしいものに大枚はたく気はさらさら無いので。某国内大手宝石店にてペアリング購入。WG×ダイヤでお気に入り。良心的な価格もお気に入り。
私の所属は政治学科では無ーい。政治学について論文を書いた事も無い。専門は法律、そして租税。
毎日修論でてんてこ舞。卒業出来るのでしょうか。
山篭りしたい気分。。
関係無いけど、ロッキー・ロドキン、あれは一体何?シルバー×キュービックジルコニアであの値段は詐欺でしょう。訴えてやる。それでも買う人がいるんだから仕方ないのかね。
私はそんな馬鹿らしいものに大枚はたく気はさらさら無いので。某国内大手宝石店にてペアリング購入。WG×ダイヤでお気に入り。良心的な価格もお気に入り。
今回の事で
2002年9月19日私が在日としても異端児でありアウトサイダーであるということに改めて気付かされた次第。
いや、別にいいんだけどさ。日本側の主張、北朝鮮側の主張、在日側の主張、何とも紋切型で味気無いこと。
そんな事今更気付いたの?10年ばかし遅すぎやしないかい?と感じる発言もあり、呆れるやら情けないやらで疲労困憊。
「即刻帰国されたし」という輩には一言、生憎と私達在日は3代、4代に渉って既に生活基盤を日本に築いているので帰る場所など御座いません。9割の在日はハングルも読めないし書けません。一体全体何処へ帰れと申すのか?
だからと言って、社会的マイノリティが抑圧される現在の歪んだ政治情勢の中で帰化に踏み切るほど脆い存在でもありません。
個人的には覚悟の無い人間は帰化も良いだろうと思ってたり。
只在日であるというだけでは他の真摯な姿勢の人間に対し失礼なので、歴史的転換期に苦悩しながらも生きていく覚悟のある者だけが新たな生の体制を築いてゆけば良いと思う。
結局の所、北も南も日本も無く、在るのは在日としての自分と、意識改革をする覚悟の問題。
偏った報道、教育的指導は、程度の差こそあれ日本も北朝鮮も同じこと。何時まで北におんぶにだっこ状態でいるおつもり?変わるべきは自分達もだと思わないかね?と、こういう論理は今のところ在日一般には通用しないみたい。
だけど私は10年前からこの考え、この信念で今までやってきたし、アウトサイダーであろうとこれからもこうして生きてく。
気負わないけど、覚悟はあるよ。へなちょこな団結より、孤軍奮闘する方を選ぶよ。人間だから、偶には凹んだりもするけどね。
いや、別にいいんだけどさ。日本側の主張、北朝鮮側の主張、在日側の主張、何とも紋切型で味気無いこと。
そんな事今更気付いたの?10年ばかし遅すぎやしないかい?と感じる発言もあり、呆れるやら情けないやらで疲労困憊。
「即刻帰国されたし」という輩には一言、生憎と私達在日は3代、4代に渉って既に生活基盤を日本に築いているので帰る場所など御座いません。9割の在日はハングルも読めないし書けません。一体全体何処へ帰れと申すのか?
だからと言って、社会的マイノリティが抑圧される現在の歪んだ政治情勢の中で帰化に踏み切るほど脆い存在でもありません。
個人的には覚悟の無い人間は帰化も良いだろうと思ってたり。
只在日であるというだけでは他の真摯な姿勢の人間に対し失礼なので、歴史的転換期に苦悩しながらも生きていく覚悟のある者だけが新たな生の体制を築いてゆけば良いと思う。
結局の所、北も南も日本も無く、在るのは在日としての自分と、意識改革をする覚悟の問題。
偏った報道、教育的指導は、程度の差こそあれ日本も北朝鮮も同じこと。何時まで北におんぶにだっこ状態でいるおつもり?変わるべきは自分達もだと思わないかね?と、こういう論理は今のところ在日一般には通用しないみたい。
だけど私は10年前からこの考え、この信念で今までやってきたし、アウトサイダーであろうとこれからもこうして生きてく。
気負わないけど、覚悟はあるよ。へなちょこな団結より、孤軍奮闘する方を選ぶよ。人間だから、偶には凹んだりもするけどね。
これからのこと
2002年9月18日恋人君が今回のことに対して猛烈に怒っている。
この会談も、北朝鮮がアメリカにイラクと同様の扱いを受けて攻撃される危険性を回避する為にとった行動に過ぎず、拉致を認めることと引換えに国際社会からの非難を拉致の方向に向けた。そして在日は北朝鮮の立場の為に存在を利用されたに過ぎないと。これからの進展や成果が見られなければ今回の北朝鮮の態度は断じて許せないと。
言葉も殆ど出来ず、まして国に行った事も無い彼の国籍は、朝鮮民主主義人民共和国。
私にもそういった気持ちはある。だが昨日の日記にもあるように、朝鮮が分断され北朝鮮の孤立化が始まったのは、日本の植民地支配から。非はどちらにもある。どちらも棚上げは出来ない。
また、己の非を率直に認めた金正日は偉い等と言う輩がいる。浅薄過ぎる考えに二の句が継げない。政治や外交を御存知か問いたい。
だけど。
非難することは誰にでも出来る。じゃあ、どうすれば良かったのか、これからどうすれば良いのか、自分自身で考え、答を見つけ出して行くしか無い。
これからもっと、苦しくなる。悔しい思いもするだろう。だけど、逃げちゃあだめだ。痛切にそう、思う。
この会談も、北朝鮮がアメリカにイラクと同様の扱いを受けて攻撃される危険性を回避する為にとった行動に過ぎず、拉致を認めることと引換えに国際社会からの非難を拉致の方向に向けた。そして在日は北朝鮮の立場の為に存在を利用されたに過ぎないと。これからの進展や成果が見られなければ今回の北朝鮮の態度は断じて許せないと。
言葉も殆ど出来ず、まして国に行った事も無い彼の国籍は、朝鮮民主主義人民共和国。
私にもそういった気持ちはある。だが昨日の日記にもあるように、朝鮮が分断され北朝鮮の孤立化が始まったのは、日本の植民地支配から。非はどちらにもある。どちらも棚上げは出来ない。
また、己の非を率直に認めた金正日は偉い等と言う輩がいる。浅薄過ぎる考えに二の句が継げない。政治や外交を御存知か問いたい。
だけど。
非難することは誰にでも出来る。じゃあ、どうすれば良かったのか、これからどうすれば良いのか、自分自身で考え、答を見つけ出して行くしか無い。
これからもっと、苦しくなる。悔しい思いもするだろう。だけど、逃げちゃあだめだ。痛切にそう、思う。
歴史的な
2002年9月17日日朝首脳会談。今迄の両国の経緯を思うと、それ自体は評価に値すべきものだと思う。しかしその結果は果たして成果と言えるものかどうか。
信じて来た。裏切られた。でも信じて来た。また裏切られた。
その繰り返しが、私にとっての北朝鮮という国。もう今回の事は、初めから信じてなどいなかったけれど。多くの在日にとっては、特に聡連系の人々にとっては、裏切られた思いが強いのだろう。
拉致。嫌な言葉だ。日帝支配時に多くの朝鮮人が強制連行されたのも、戦時下とは言え同じこと。その負の遺産が、在日である私達。
植民地支配によって分断された祖国の肉親達は、お互いに顔も合わせぬまま、消息も知らぬまま、沢山の人々が亡くなっていった。
いつか祖国が統一する日だけを夢見て。
毎日欠かさず写真に語りかけては涙を流し。待って。待って。待ち続けて。
そうやって亡くなっていった、一世の祖父母達。北朝鮮や、韓国の老人達。
拉致された人々の遺族や家族も、きっと同じ思いで信じて待って、待ち続けたに違いない。それを思うと、きゅうっと胃が締め付けられるようで、苦い思いが喉にこみ上げてくる。
拉致があったのは、丁度私が生まれた頃のことだ。そんな時代だったんだよ、では済まされないことだと多くの人が感じるだろう。
戦争も。そんな時代だった、では済まされない、済んじゃいけない。何かを引き合いに出して、取引はすべきじゃないし、もうそんな次元で話し合うべきじゃない。
過去はもう二度とは還らない。今すべきは、率直にお互いの政府が陳謝し、心から深く反省し、今後の両国の在り方について慎重に、友好的に、形式だけでなく行動を伴った働き掛けをすることだ。
それでも、今回のマスコミの情報操作によって、多くの人は北朝鮮に対する不信感、恐怖心を植え付けられたことと思う。手っ取り早くその矛先が向くところ、それは在日朝鮮人。何処へも行き場が無い在日だ。
朝鮮大学の従弟に、「それでも貴方は、金正日を信じますか?」という少々意地悪な質問をしてみた。
時代は変化する。生きている限り、変わらないものなど有得ないと思った方が賢明だ。何時までも独裁政権に固執している場合じゃない。北朝鮮を訪ねた人が口を揃えて言う、「あの国はあれで、仕方が無い」。
仕方が無いなんていう言葉で全てを放棄する様な怠慢は許せない。何かを待っていたって救世主は現れない。
変化を恐れずにいきたい。やらなきゃ、このまんまだ。ずっと。
信じて来た。裏切られた。でも信じて来た。また裏切られた。
その繰り返しが、私にとっての北朝鮮という国。もう今回の事は、初めから信じてなどいなかったけれど。多くの在日にとっては、特に聡連系の人々にとっては、裏切られた思いが強いのだろう。
拉致。嫌な言葉だ。日帝支配時に多くの朝鮮人が強制連行されたのも、戦時下とは言え同じこと。その負の遺産が、在日である私達。
植民地支配によって分断された祖国の肉親達は、お互いに顔も合わせぬまま、消息も知らぬまま、沢山の人々が亡くなっていった。
いつか祖国が統一する日だけを夢見て。
毎日欠かさず写真に語りかけては涙を流し。待って。待って。待ち続けて。
そうやって亡くなっていった、一世の祖父母達。北朝鮮や、韓国の老人達。
拉致された人々の遺族や家族も、きっと同じ思いで信じて待って、待ち続けたに違いない。それを思うと、きゅうっと胃が締め付けられるようで、苦い思いが喉にこみ上げてくる。
拉致があったのは、丁度私が生まれた頃のことだ。そんな時代だったんだよ、では済まされないことだと多くの人が感じるだろう。
戦争も。そんな時代だった、では済まされない、済んじゃいけない。何かを引き合いに出して、取引はすべきじゃないし、もうそんな次元で話し合うべきじゃない。
過去はもう二度とは還らない。今すべきは、率直にお互いの政府が陳謝し、心から深く反省し、今後の両国の在り方について慎重に、友好的に、形式だけでなく行動を伴った働き掛けをすることだ。
それでも、今回のマスコミの情報操作によって、多くの人は北朝鮮に対する不信感、恐怖心を植え付けられたことと思う。手っ取り早くその矛先が向くところ、それは在日朝鮮人。何処へも行き場が無い在日だ。
朝鮮大学の従弟に、「それでも貴方は、金正日を信じますか?」という少々意地悪な質問をしてみた。
時代は変化する。生きている限り、変わらないものなど有得ないと思った方が賢明だ。何時までも独裁政権に固執している場合じゃない。北朝鮮を訪ねた人が口を揃えて言う、「あの国はあれで、仕方が無い」。
仕方が無いなんていう言葉で全てを放棄する様な怠慢は許せない。何かを待っていたって救世主は現れない。
変化を恐れずにいきたい。やらなきゃ、このまんまだ。ずっと。
何がわかった?何がかわった?
2002年9月16日この数年で変化した事。
作り笑いが、上手くなりました。
嘘を付くのが、上手になりました。
気楽に生きている振りをするのが、上手くなりました。
簡単に人を、信じる事が出来なくなりました。
奇麗事だけじゃ飢死にしてしまうこの世界で、この都会で、誰もが濁った川の流れに押し流されていくんだ。誰のせいでも無く、自己責任に拠って。
自分だけが清らかな存在であるというのは、幻想。夢物語。
大人は汚い。アタリマエ。生きていく為だもの。今日も。明日も。その次も。
死ぬ勇気の無い人間は脈々と垂れ流れ続けるしか術は無い。希望も無い。光も無い。有るのは只諦めと、溜息のみ。
欲しいものなんか何一つなくなったとしても。
やりたい事なんか何一つ見つからなくなったとしても。
すべてを信じる事が出来なくなったとしても。
絶望を唱えるのはまだ、早い。
来月私はまた一つ歳をとる。
作り笑いが、上手くなりました。
嘘を付くのが、上手になりました。
気楽に生きている振りをするのが、上手くなりました。
簡単に人を、信じる事が出来なくなりました。
奇麗事だけじゃ飢死にしてしまうこの世界で、この都会で、誰もが濁った川の流れに押し流されていくんだ。誰のせいでも無く、自己責任に拠って。
自分だけが清らかな存在であるというのは、幻想。夢物語。
大人は汚い。アタリマエ。生きていく為だもの。今日も。明日も。その次も。
死ぬ勇気の無い人間は脈々と垂れ流れ続けるしか術は無い。希望も無い。光も無い。有るのは只諦めと、溜息のみ。
欲しいものなんか何一つなくなったとしても。
やりたい事なんか何一つ見つからなくなったとしても。
すべてを信じる事が出来なくなったとしても。
絶望を唱えるのはまだ、早い。
来月私はまた一つ歳をとる。
夏の想い出は夏色の肌と共に去りぬ。
2002年9月12日終了。というわけで、今日は院生の皆との合宿(名目上はゼミ合宿。果たしてその実体は国際交流合宿)から帰宅。
もう何度目になるか分からない程よく行っている、伊東の方まで行って、また海で焼けて来ました。
共に三十歳台で国に帰れば子供の居る中国人のCさんと、ウィグル人のIさんが、信じられないことに海というものを今までの人生で見たことが無いと言うので今回この合宿地を選んだのだが、その感激っぷりにこちらまで嬉しくなってしまった。
二人の為にせっせと貝殻集めをする綾と私。来年、修士課程が終れば帰国するCさんとIさんは家族の皆に見せると言って、にっこり。
夜になるとそれぞれの国の事情(経済・食事・文化etc)について語ったり、もちろん恋バナしたりなどで、驚いたり驚かれたり感心したりされたり、かなり新鮮で楽しい時間を過ごした。
彼女達の国から、結婚して子もある人がこうして遠路遥々、日本まで来て何年も勉強するというのは矢張り一大決心であり、針の穴をくぐる様に厳しい倍率を突破してやってきた国費留学生の話は、身につまされるというか、同じ院生としてこちらも背筋をしゃんと伸ばさなければ申し訳が立たない気持ちになって、凄く良い刺激を受ける。
二人とも、国で待つ夫君の写真を後生大事に財布に入れていたが、子供達の写真が無い。どうして?と尋ねると、子供の写真を見ると涙が止まらなくなるから、と口を揃えて言っていた。
それだけの辛い思いをして異国である日本で勉強するので、日本語の上達は勿論、専門の勉強に対する意欲に溢れていて、知的好奇心旺盛で、何事にも一所懸命で、そんな彼女達は見ていてとてもキレイだ、と思う。
でも本人達はあくまで謙虚そのもの。
長く夫君と離れていると浮気がしたくならないかい、というセクハラ教授のアホな質問に、それはテメェだろ!彼女達に聞くなよボケェ!と心の中で毒づいてみたり。私などは兎も角、純粋で、真直ぐな瞳の彼女達にそんな濁った価値観を見せつけないで欲しいのであります。
それにしても今回この夏、というかこの一箇月は色々な処へ行った。大阪、神戸、軽井沢、韓国、沖縄、伊豆。友人の家にも泊まり歩いたし、殆ど家に居なかった。そりゃこれだけ肌も焼けるわけで。
本来はインドアな人の筈なのですが。食事会、飲み会、遊びのお誘い、やることあっても誘われるとなかなか断れないこの性分。全部に全部誘いにのってたら、もう年中こんな感じになっちゃうから。それ困る。
ええ、だからもう暫く私を放置プレイして下さいということで。あと2週間は不定期のバイト以外誰にも会わずに修論をやる!この目標が達成されるか否か?と言ってるそばからカラオケ行こーカフェ行こーって…。口約束が出来ないのでつい具体的な日にちを決めてしまう根性の無い人間が此処に。
取敢えずは目標を完遂すべく、邁進すべし。
もう何度目になるか分からない程よく行っている、伊東の方まで行って、また海で焼けて来ました。
共に三十歳台で国に帰れば子供の居る中国人のCさんと、ウィグル人のIさんが、信じられないことに海というものを今までの人生で見たことが無いと言うので今回この合宿地を選んだのだが、その感激っぷりにこちらまで嬉しくなってしまった。
二人の為にせっせと貝殻集めをする綾と私。来年、修士課程が終れば帰国するCさんとIさんは家族の皆に見せると言って、にっこり。
夜になるとそれぞれの国の事情(経済・食事・文化etc)について語ったり、もちろん恋バナしたりなどで、驚いたり驚かれたり感心したりされたり、かなり新鮮で楽しい時間を過ごした。
彼女達の国から、結婚して子もある人がこうして遠路遥々、日本まで来て何年も勉強するというのは矢張り一大決心であり、針の穴をくぐる様に厳しい倍率を突破してやってきた国費留学生の話は、身につまされるというか、同じ院生としてこちらも背筋をしゃんと伸ばさなければ申し訳が立たない気持ちになって、凄く良い刺激を受ける。
二人とも、国で待つ夫君の写真を後生大事に財布に入れていたが、子供達の写真が無い。どうして?と尋ねると、子供の写真を見ると涙が止まらなくなるから、と口を揃えて言っていた。
それだけの辛い思いをして異国である日本で勉強するので、日本語の上達は勿論、専門の勉強に対する意欲に溢れていて、知的好奇心旺盛で、何事にも一所懸命で、そんな彼女達は見ていてとてもキレイだ、と思う。
でも本人達はあくまで謙虚そのもの。
長く夫君と離れていると浮気がしたくならないかい、というセクハラ教授のアホな質問に、それはテメェだろ!彼女達に聞くなよボケェ!と心の中で毒づいてみたり。私などは兎も角、純粋で、真直ぐな瞳の彼女達にそんな濁った価値観を見せつけないで欲しいのであります。
それにしても今回この夏、というかこの一箇月は色々な処へ行った。大阪、神戸、軽井沢、韓国、沖縄、伊豆。友人の家にも泊まり歩いたし、殆ど家に居なかった。そりゃこれだけ肌も焼けるわけで。
本来はインドアな人の筈なのですが。食事会、飲み会、遊びのお誘い、やることあっても誘われるとなかなか断れないこの性分。全部に全部誘いにのってたら、もう年中こんな感じになっちゃうから。それ困る。
ええ、だからもう暫く私を放置プレイして下さいということで。あと2週間は不定期のバイト以外誰にも会わずに修論をやる!この目標が達成されるか否か?と言ってるそばからカラオケ行こーカフェ行こーって…。口約束が出来ないのでつい具体的な日にちを決めてしまう根性の無い人間が此処に。
取敢えずは目標を完遂すべく、邁進すべし。
決心
2002年9月8日決めた。歯の矯正をする事に決めた。
私の歯は、一見すると歯並びが悪いという認識を一般人に抱かせない程度のものであるが、笑う時に大口開けてがははと笑った時に撮られた写真を見ると、矢張り凹む。可也。
噛合せも悪いので時々、自分の歯軋りで目が覚めることもある。骨格に悪い影響大。
早速、ネットで調べて、割合自宅から通い易く、実績があって腕の良さそうな矯正歯科を調べ、アポを取って相談に行く。
今迄も幾度となく歯の矯正を考えた。が、時間が掛かること(私の場合2年程度)、保険が利かず費用が割高なこと(舌側矯正を希望する私の場合150万程度)、矯正装置が気になること、等を理由に今一歩のところで躊躇してしまっていた。
今回この決心の後押しをしてくれたのが祖母。
学生故資金の無い私に快く援助を申し出てくれた。涙。涙。
自立して、一刻も早く返還して祖母に恩返しをしなければ。
改めて、決心。
ガンバロ。
私の歯は、一見すると歯並びが悪いという認識を一般人に抱かせない程度のものであるが、笑う時に大口開けてがははと笑った時に撮られた写真を見ると、矢張り凹む。可也。
噛合せも悪いので時々、自分の歯軋りで目が覚めることもある。骨格に悪い影響大。
早速、ネットで調べて、割合自宅から通い易く、実績があって腕の良さそうな矯正歯科を調べ、アポを取って相談に行く。
今迄も幾度となく歯の矯正を考えた。が、時間が掛かること(私の場合2年程度)、保険が利かず費用が割高なこと(舌側矯正を希望する私の場合150万程度)、矯正装置が気になること、等を理由に今一歩のところで躊躇してしまっていた。
今回この決心の後押しをしてくれたのが祖母。
学生故資金の無い私に快く援助を申し出てくれた。涙。涙。
自立して、一刻も早く返還して祖母に恩返しをしなければ。
改めて、決心。
ガンバロ。
2度目の沖縄へ行って来た・・・で、恐怖の体験。
2002年9月6日九死に一生SPの映像って、こんなんじゃなかった?って位、怖い思いをした。昨日夜遅く、沖縄から帰京。
3泊4日だったのだけれど、初日の那覇到着が夕方だったので、取り合えずレンカで北谷へ行き夕御飯。
観覧車に乗りたかったが時間が無く敢え無く断念。
若者がいっぱいで、買物も出来るし楽しそうな処だ。
そのまま北上し、今帰仁村と云う田舎村(失礼!)の海沿いのホテル迄、道に迷いながらも何とか辿り着く。もう、何処も彼処も真っ暗なんで。本気で暗い所は苦手な私です。
ホテルは大きくてかなりいいとこ。部屋も勿体無い位広い。海が目の前で、眺望も最高。それが悪夢の始まりだとも知らずにはしゃぐ私達。
2日目。台風16号の影響で前日迄、降水確率60%だったのが嘘の様に晴れ渡り、何時なんどき接近するか分からないタイフーンを考慮して今日の内に水納島という無人島へ繰り出す。
此処も2度目だったけれど、3年前来た時より断然人が増えた。口コミで広がったのかも知れない。浅瀬でも魚が近くを泳いでいるのが見え、沖縄らしい海と空が堪能出来る場所。
日焼止めをこれでもかと言わんばかりに塗りたくったのにも関らず、パラソルの下で少しうとうとしたら、ひりひり痛い位しっかり日焼けてしまい…大失敗。
沖縄そばがいたく気に入った恋人君と、夕御飯は名護まで評判の沖縄そばを食べに行く。
夜はホテルのバーにて泡盛で乾杯。一番充実していた一日。
恐怖は3日目に。朝からどんより曇り空で、雨も降り出して来た。
予想していた事なので、せめて昨日降らなかった事に感謝しつつ、恩納までパイナップルパークなど見学に。
何処も駐車場がいっぱい。買物して、バイキング。
が…徐々に勢力を増してくる暴雨に不安を感じ、それ以上の南下を諦め、昼過ぎにホテルへ引き返すことに。正解。
夕方からの雨は半端なく、ホテルのロビーからガラス張りの向こうを眺めてその偉大な風力に恐れ慄く。一歩でも外に出たら、何処まで吹っ飛ばされるか予測出来ない勢い。
レストランに入ってすぐ、ホテル内停電。。
オーシャンビューというのは、ハイリスクハイリターン。荒れ狂う波が眼前に見渡せるのである。風の音が強くて圧迫感を感じながらも、まだ余裕があった。
何もする事が無いので、部屋で今年4着(!)も買った水着を持て余していたら。いや、実はその日泳げなかったのが口惜しくて、バスに水を張って水着でプールのようにして遊んでいたのです。何か妙な音がするなあとは思っていたけど、風の音だと思ってた。その時。
「ガガガ・ガガッシャーン!!!!!!」
という大音響が部屋中に響き渡る・・・
「おいこれ、窓割れたぜ!!!」「はッ!!?」
バスルームから弾かれた様に飛び出す私。
暗闇の中、部屋中に吹き抜ける豪雨。飛び散るガラスの破片。空中に散乱する(私の)荷物・・・。
「ギャーーーーー!!!」思わず絶叫。
有得ない。まじですか?!!ホラーですか?!!
取敢えずフロントに緊急呼出を掛けて応援を呼び、恐怖に慄く私を避難させた恋人君が、飛び荒ぶガラスの破片を必死で防御しながら、部屋中の荷物をガンガン詰込んでいく。
フロントスタッフも5人位来て、着の身着のまま(水着の上に浴衣着て)荷物を抱えて悪夢の部屋脱出。またドア開ける時が凄い。風の通り道になるから勢いが激しく危険極まり無い。
後で知った事だが、ベランダの天井が台風の勢いでバリバリに剥れ落ち、それが窓ガラスに直撃したらしい。証拠写真も撮った(後日)が、何か悪霊とか写ってそうで怖いんですけど。
何とか他の部屋に移ったのはいいけれど、停電していてホテル中真っ暗だし、もうあんな事は有るまいと思っても窓に近寄るのが恐ろしく、まだ心臓の鼓動が激しかったので暫く廊下(ここも暗いが)でボーっとしていた。
私の中でのホテル絶対安全神話が完全に崩壊した瞬間だった。
他の部屋も相当水浸し等の被害に遭っていたらしいが、このホテルに限って言えば、窓ガラスが割れたなんてのはここ何十年で初めての事らしい。それに今回の台風16号は台風慣れしている?沖縄にとっても相当なものだったらしいから。
道は水没、大木は薙倒され、信号機は殆どが曲がり、看板は剥がれ落ち、でかい電柱があちこちで倒れてる光景を悪夢と呼ばずに何と呼ぶ。
その雨風吹き荒ぶ、というか嵐の中を空港まで走った3時間半、長かった。飛ぶか飛ばないか分からない飛行機を待ち続けた6時間、長かった。
当然だが那覇周辺は何処も彼処も休店。最終日に予定していた平和祈念公園やひめゆりの塔も全てキャンセルせざるを得なかった。
機中は勿論、爆睡。しかし飛行機初体験の恋人君は始終そわそわびびりまくり・・・。私は飛行機乗るのにあんなに緊張して掌に汗かく人を初めて見た。
兎にも角にも、2度目の沖縄旅行は、私にとっても恋人君にとっても非常に感慨深い思いを残してくれた…ようだ。もう、台風の沖縄はこりごり。
あのような恐怖にしょっ中曝される沖縄県の皆様方、どうかご無事で有らん事を。。(祈
3泊4日だったのだけれど、初日の那覇到着が夕方だったので、取り合えずレンカで北谷へ行き夕御飯。
観覧車に乗りたかったが時間が無く敢え無く断念。
若者がいっぱいで、買物も出来るし楽しそうな処だ。
そのまま北上し、今帰仁村と云う田舎村(失礼!)の海沿いのホテル迄、道に迷いながらも何とか辿り着く。もう、何処も彼処も真っ暗なんで。本気で暗い所は苦手な私です。
ホテルは大きくてかなりいいとこ。部屋も勿体無い位広い。海が目の前で、眺望も最高。それが悪夢の始まりだとも知らずにはしゃぐ私達。
2日目。台風16号の影響で前日迄、降水確率60%だったのが嘘の様に晴れ渡り、何時なんどき接近するか分からないタイフーンを考慮して今日の内に水納島という無人島へ繰り出す。
此処も2度目だったけれど、3年前来た時より断然人が増えた。口コミで広がったのかも知れない。浅瀬でも魚が近くを泳いでいるのが見え、沖縄らしい海と空が堪能出来る場所。
日焼止めをこれでもかと言わんばかりに塗りたくったのにも関らず、パラソルの下で少しうとうとしたら、ひりひり痛い位しっかり日焼けてしまい…大失敗。
沖縄そばがいたく気に入った恋人君と、夕御飯は名護まで評判の沖縄そばを食べに行く。
夜はホテルのバーにて泡盛で乾杯。一番充実していた一日。
恐怖は3日目に。朝からどんより曇り空で、雨も降り出して来た。
予想していた事なので、せめて昨日降らなかった事に感謝しつつ、恩納までパイナップルパークなど見学に。
何処も駐車場がいっぱい。買物して、バイキング。
が…徐々に勢力を増してくる暴雨に不安を感じ、それ以上の南下を諦め、昼過ぎにホテルへ引き返すことに。正解。
夕方からの雨は半端なく、ホテルのロビーからガラス張りの向こうを眺めてその偉大な風力に恐れ慄く。一歩でも外に出たら、何処まで吹っ飛ばされるか予測出来ない勢い。
レストランに入ってすぐ、ホテル内停電。。
オーシャンビューというのは、ハイリスクハイリターン。荒れ狂う波が眼前に見渡せるのである。風の音が強くて圧迫感を感じながらも、まだ余裕があった。
何もする事が無いので、部屋で今年4着(!)も買った水着を持て余していたら。いや、実はその日泳げなかったのが口惜しくて、バスに水を張って水着でプールのようにして遊んでいたのです。何か妙な音がするなあとは思っていたけど、風の音だと思ってた。その時。
「ガガガ・ガガッシャーン!!!!!!」
という大音響が部屋中に響き渡る・・・
「おいこれ、窓割れたぜ!!!」「はッ!!?」
バスルームから弾かれた様に飛び出す私。
暗闇の中、部屋中に吹き抜ける豪雨。飛び散るガラスの破片。空中に散乱する(私の)荷物・・・。
「ギャーーーーー!!!」思わず絶叫。
有得ない。まじですか?!!ホラーですか?!!
取敢えずフロントに緊急呼出を掛けて応援を呼び、恐怖に慄く私を避難させた恋人君が、飛び荒ぶガラスの破片を必死で防御しながら、部屋中の荷物をガンガン詰込んでいく。
フロントスタッフも5人位来て、着の身着のまま(水着の上に浴衣着て)荷物を抱えて悪夢の部屋脱出。またドア開ける時が凄い。風の通り道になるから勢いが激しく危険極まり無い。
後で知った事だが、ベランダの天井が台風の勢いでバリバリに剥れ落ち、それが窓ガラスに直撃したらしい。証拠写真も撮った(後日)が、何か悪霊とか写ってそうで怖いんですけど。
何とか他の部屋に移ったのはいいけれど、停電していてホテル中真っ暗だし、もうあんな事は有るまいと思っても窓に近寄るのが恐ろしく、まだ心臓の鼓動が激しかったので暫く廊下(ここも暗いが)でボーっとしていた。
私の中でのホテル絶対安全神話が完全に崩壊した瞬間だった。
他の部屋も相当水浸し等の被害に遭っていたらしいが、このホテルに限って言えば、窓ガラスが割れたなんてのはここ何十年で初めての事らしい。それに今回の台風16号は台風慣れしている?沖縄にとっても相当なものだったらしいから。
道は水没、大木は薙倒され、信号機は殆どが曲がり、看板は剥がれ落ち、でかい電柱があちこちで倒れてる光景を悪夢と呼ばずに何と呼ぶ。
その雨風吹き荒ぶ、というか嵐の中を空港まで走った3時間半、長かった。飛ぶか飛ばないか分からない飛行機を待ち続けた6時間、長かった。
当然だが那覇周辺は何処も彼処も休店。最終日に予定していた平和祈念公園やひめゆりの塔も全てキャンセルせざるを得なかった。
機中は勿論、爆睡。しかし飛行機初体験の恋人君は始終そわそわびびりまくり・・・。私は飛行機乗るのにあんなに緊張して掌に汗かく人を初めて見た。
兎にも角にも、2度目の沖縄旅行は、私にとっても恋人君にとっても非常に感慨深い思いを残してくれた…ようだ。もう、台風の沖縄はこりごり。
あのような恐怖にしょっ中曝される沖縄県の皆様方、どうかご無事で有らん事を。。(祈