修論提出、タイムリミットまで僅か・・・。

・美容院へ行き、カット＆カラー。切ってしまいましたよ、S氏。5cm程ですが。
重めにカットして貰って、カラーも初のマット系。テーマは「ノーブル」。美容師にも似合う、似合うと言って貰いすっかりその気。
・＠コスメで定評のあるコスメ買いに命を燃やし（大袈裟）ストレス発散をしている日々。ストック顔が幾つかあったら良いのにと思う婦女子は私だけでは無い筈（本当にあったらホラー）。
・御気に入りの男子に長年来の彼女が居る事が発覚し、ショックを隠し切れません。
半分冗談。ショックだったのは、彼が実は女性に興味があったのだという事実。同性愛者だろうと思っていたわけでは、なく。私の理想の男性像は誰が何と言おうと「ときめきトゥナイト」の真壁俊と、「イタズラなKISS」の入江君。
ええ、少女漫画です。よってこんな殿方はリアル世界に存在しないのである。ショック。
・御見合い相手からのメールを再三無視していたら、痺れを切らした相手方から遂に御断りの電話が祖母にいった模様。渡りに舟。
しかし祖母が不憫でもあるので、こちらからも相手に一報を。私が人間的に未熟な故、申し訳が無い、とかかんとか。
・正月太りを懸念していたものの、体重計は喜ばしい数値を示す。その兆候は見た目にも表れるようで、「痩せた」と方々で言われる。恐らく食べる事以上に悩ましい出来事（筆頭が修論）が私の脳を支配しているせいだと思われるが。

前向きに生きて行こう。

半年に亘った、怒涛のロースクール対策講座が本日、無事終了。
いや、一週間以内に提出すべき2，000字以上レポートが残っているので、私にとっては未だ終了ではないわけだが。
講義終了後に弁護士、大学教授、大学生等と飲んできた。御馳走様。

今年司法試験に一発合格した大学生の男子に、凄いのね。沢山勉強したでしょう。と話しかけたら、運が良かったんです。というか・・・俺モテないんです。と。
ま、まぁ、これから弁護士になるわけだし。とは言ってみたものの、弁護士や会計士だから無条件にモテる、という説は今では往々にして却下されるということは周知の事実でもあり。
世知辛い世の中です。
尤も、下手にモテ人生を歩んでいる者は、必然的に勉強時間が減少してしまい、結果的に合格出来ずという罠もあり。
しかし乍ら、彼の様に未だ若い（21歳）のであれば今後幾らでもチャンスに恵まれる（あらゆる意味で）であろう。そう思うと羨ましい。それだけ地道に努力したという事だがね。

2次会。私以外の方々、平均年齢は40歳前後だと思われ。
でも矢張り年上の人間と飲んで話すのは、色々と実になるものが多くて私は嫌いじゃない。
成る程、と思わせられる部分だけでなく、反面教師としても。生きた教材として参考にさせて頂いております。

どんな人にも、築き上げてきた歴史があり、辿った道がある。それが例えば社会的に高い地位にある人間のものだとして、その成功の軌跡を垣間見る事は自身の成長に悪となりはしない。

「先生」と呼ばれる職業が別に最高というわけでも何でもなくてね。自分の行や業に、誇りと信念を持って走っている人間は、きっと誰でもが魅力的だ。
そういう人達のエッセンスを、より多く少しずつ拝借して、醗酵させ、自分もまたいつか誰かに分け与える事が出来たなら、素敵。上手くは言えないけどそんな風に思う。

昨日はあの後、林真理子『葡萄が目にしみる』も読み返し。全く何やってるのかしら私。
するすると読める小説で、尤もこの人のは全部そうなのだけれど。これは確か中学生の時に読んだ覚えが。ハッピーな内容では無かったという朧気な記憶しかなかったけれど、この話はやっぱり、切なかった。
沢山のコンプレックスを抱え込んで生きてきた人間だけが書ける、哀しくて繊細な文章。

人間は皆平等なんて、勿論嘘っぱちだけれど、誰しも何かしらの才能はあるものだ。ある筈。

と、いう言葉があるのかどうか知らないが、やるべき事は沢山あるのに、どうも何をする気にもなれない。そんな時はそう、活字に飢えている証拠だ。本棚の整理ついでに、2冊ほど読んだ。

山田詠美『放課後の音符（キイノート）』
中学、高校、そして今日と、これを読むのは三度目。昔は随分大人っぽい物語だなぁと思ったのを記憶しているが、今になって読むと、当時分からなかった事が違和感無く入り込む。
言葉は、お互いにとって必要な時もあれば、そうでない時もある。
そしてこの両方の時を共有出来る相手と巡り会うのは、そう容易いものでは無い。
恋に恋していたり、無理に背伸びする事を止めた時、見ようとしなくても自然と見えてくるものがある。
実際はそんなに綺麗なものでも、静かで穏やかなわけでもない。だけど、一生懸命に人を愛する事を知った人間は、きっと周りから見て誰よりも純粋で、素敵な生き物としての輝きを放つなんだろうな、と何だか甘くほろ苦い想いを感じさせた。まさにジントニック。

あとがきより
「・・・若いということは、はっきり言って無駄なことの連続です。けれど、無駄使いをしないと良い大人にはなれないのです。死にたいくらいの悲しい出来事も、後になってみれば、素晴らしき無駄使いの思い出として心の内に常備されるのです。・・・」


伊集院静『水の手帳』
この人も在日だった。思えば、今では街を歩いていても、普通に旅行しても、日本と何ら変わらない様相を呈しているかに見える韓国であるが、ほんの数年前までは、至る所で学生運動や反体制運動が行われ、機動隊が出動し、荒れに荒れていたのであった。
何人もの、何百人もの学生や、一般市民が犠牲になった。ソウルや光州の街は血の色に染まった。
自由を、真の民主主義を、勝ち取る為に命を懸けて闘った若者達の魂や夢は、今何処にあるんだろう。
彼等の求めた理想郷が、今の韓国に確として在るのだろうか。それとも夢は果てしなく遠いところへ散ってしまったのだろうか。
そんな事をふと思いながら、私も何時か妃手子の様に旅に出る日が来るかも知れない、という確信の如き思いが脳裏を過った。

「・・・ただ私は旅に出てわかったことがあるの。人間はどんなことをして生きてもそれがその人の意志で起こした行動なら、それは決して無為なことではないということなの。生きている人間がすることに無為なものは何ひとつないと思うの。どんな小さな流れも、いつか河になる気がするの」


本を読んですっきりしたところで、明日から学校。頑張ろう。

普段遠距離で会えない、帰省中の大学時代の友人等と。
もうね、会う度に「益々色っぽくなった」「姫はストレートの髪が似合うね」なんて褒めてくれる男子、私の周りでSしか居ないわけよ。
友人の男友達は揃いも揃って皆辛口、というか毒舌。女は褒められてこそ綺麗になれるって言うのにね。

という訳で、夏のキャンプ以来会っていなかったSと会って、お互いの近況、勉強や仕事について、恋愛事情について、友人達について、色々話した。
こういう気の置けない友人とだと、凄く多弁になってしまうんだよね。普段は借りてきた猫の様に大人しい私ですが。。

本当は「マイノリティ・リポート」を観る筈だったのに、映画館が混み過ぎて観れず終い。
実はこの映画を見逃したのは三度目。
一度目は御見合い相手に「この後映画でも・・・。マイノリティ・リポート面白そうですね」と誘われた時に、映画自体は観たかったのだが、この人とあと2時間以上一緒に居るのは耐え難し、と思い、丁重に断った。
二度目は、恋人君との恒例行事『クリスマスに映画』でのことで、いつもは観たい映画が対立してしまう私達であるが、私が「マイノリティで良いよ。観たいんでしょ？」と恋人君に問うたら、「うん、でも胡桃はハリポタがもっと観たいんだろ。譲るよ」となり、上映時間を観ても適当なのが無かった為、結局マイノリティは観ず終い。

何だかこの映画は観れない運命なのかも知れない。（大袈裟
しかしながら、映画も本も、恋愛と同様「タイミング」というものがある。
最終手段レンタルという手もあるので、そう落胆しないでも良し。

北海道のSからは、御土産も色々と頂いて。本当に律儀な人だと思う。
長年の付合いで私の言いたい事は何でも分かってくれるし、何より優しいし、弱音は吐かないし、仕事は確実にこなすから（学生時代からそう）周囲からの人望も厚い。

私としては今更、つまらない男女関係で壊してしまいたくない関係なので、ずっとこのまま老いさらばえるまで友人で居てくれたら、とても有難いと思う。

でももう少し、自信家の軟派野郎になってみても良いと思うよ。見た目軽そうでも芯は男気一本、ていうのが私の好みだからっていうのがあるけど。（笑
尤もその渋さがSの魅力でもある。

何故かSは私を「癒し系」と誤解しているが（？）、それは誤った認識です。
私は男を確実に疲弊させる女です、殊、恋愛関係に於いては。常に常に、相手と勝負していたいので、その真剣勝負に付合える＝私と付合う人、ということになるんだろうな。

真剣に人を愛するっていつでも、物凄くパワーが必要で。

働いていると、そのパワーが萎縮してしまうというのも、分かる気がする。
特に、君達の様に真面目に、誠実に、自己実現の為に厳しい社会の中で生きているのなら、尚更。

慌てなくって、いいよね。努力してる人が好きだ。
働くのは、誰の為でもなく、自分の為であり。
それがいつか誰かの為にもなるかも知れなくて。
その日の為に、自分自身を豊かに実らせていこうね。

発展途上は、楽しくいこう。

年越しは、イクスピアリでTDLに打ち上がる花火を見ながら。
友人Hと共に。
イクスピアリに来るのは、クリスマスに恋人君と来たシェフミッキー以来なので、割と最近。
しかしながら、只でさえ、物凄い混雑振りのランド周辺、迷ってしまうこと請合いであるが、イクスピアリエキスパートである舞浜在住の彼女の御蔭で、「世界で一番早い福袋」＆年明けセールにも難なく参戦出来た。

福袋ゲット。しかも4つ。
店の前で立止まり、「ここ見る」「よっしゃ買う」「ここ見る」「よっしゃ買う」「ここ…」を繰返す私に、友人にも流石に「財布の紐、緩過ぎ」と注意される。
何が入っているか判らない、緊張感とスリル。これぞ福袋の醍醐味（?）と力説する私を、過去に福袋によるトラウマを負った友人は冷やかに見つめる…。
（でも無理矢理一つ買わせた。ふふ）

服だと重過ぎるので、コスメ、雑貨中心で購入したが、どれも全部使える感じ。ネイル、リップ、アイシャドウ、当分要りませんって位、大量。
まぁ笑える系も一つや二つ入っているのは、お約束。

その後、父方の祖父母、母方の祖母の家へ行き、新年の挨拶。
学生だから、と恐らく人生最後のお年玉を下さる心優しい親戚方へ多謝。

年末は紅白で、私の敬愛する中島みゆき様も見れたので、満足。満腹。
「まだか」「次か」「おお中島、・・・美嘉かよっ」
と時々TVに向かって文句を言いつつ。
中島みゆきが文も書くのを御存知の方は少ないかと思われるが、彼女の短編小説集『この空を飛べたら』凄く良い。中学時代にこれ読んで泣いたよ私は。友人に勧めたらその友人も泣いていた。
CDとか実は殆ど全部持っている。
私の中でのキングオブシンガーソングライター、中島みゆき。
クィーンズオブ…が、ビョーク＆椎名林檎。
そんな感じで。

修論を何とか年内一杯かけて書上げたはいいが、容量が増え過ぎてしまいメールに添付出来ないというアクシデント発生。
ヘルプを求めて友人に電話を掛けまくり、指導教授宅へ原稿を送り付けるという最終手段に出て、一挙解決。したかどうかは、不明。

残す課題は脚注と目次を充実させること。
でもせめて3日迄は、若干の自由を我に与えたもれ。

女5人で麻布で食べた、飲んだ。
今年はどんな年だったか？という話をしていて、今年新社会人になった子達は、それぞれが色んな局面を迎えたようだ。
仕事もプライベートも充実して毎日生き生きしているJ、どちらも今一上手くいかず試練の時が続いているA、2年目OLとして鬱になる事が後半重なったH、そして未だに学生のMと、私。

仕事も、勉強も、恋愛も、何もかも、良い時もあればそう上手くはいかない時もある。当然だ。
でも人間、気の持ちようで結構、風向きは変えられる。そんな気がするよ。

毎日同じ事をするにしても、鬱だ、嫌だ、もう駄目だ、そんな風に思って過ごしていたら、きっと良い風は自分に向かってはこない。
今、私は恵まれてるんだ、何てラッキーだろう、そう思って楽しむ事を忘れなければ、そんなに悪い事って、そうそう無い。

思ってはみるけど。思おうとするけれど。難しいよね。
瞳に光と、力のある人になる。これ来年の抱負。

もしも願いが叶うなら、煙草を吸う奴は、即刻私の目の前から消えて欲しい。
ウィッグにもワンピにも匂いがついて取れねえんだよ、バーカバーカ。
歩き煙草、後ろ歩く人間の身にもなってみやがれ、バーカバーカ。

百歩譲って、吸っても構わないから、人前で吸うなと言いたい。
千歩譲って、人前で吸っても良いけど、嫌いな人も居る（寧ろ非喫煙者の大多数だと思われ）という事を慮れる、想像力を持ってくれ。

本当に今日は煙草で不愉快な思いを何度もした。
だーかーら、楽しい飲み会も楽しくなくなるんだ。
こういう事言うと、また神経質な奴ー、と思われるけど、良いんだ。
そういう輩とはもう二度と飲まないから。まぁそれは言い過ぎだけど。
どうでも良いが、あー、副流煙の吸い過ぎで頭が痛くなってきた。

「美的」を買ってみた。エステの待ち時間だとか、足浴中にパラパラ眺めた事はあったけれど、購入したのは初めて。
面白いねこれ。これでもか、と言わんばかりにコスメ、コスメ、コスメ。
コスメ雑誌だから当り前と言ったら当り前。

最近は、アベンヌのジェントルプロテクティブトレーナーを、たっぷりシートパックに含ませてリラックスがマイブーム。
この石鹸の匂いに賛否両論あるようだが私は好きだな。
ひんやりするので夏場だったらもっと気持良いかも。保湿効果は無し。

此処の所、敏感肌用のスキンケアばかり使っているけど、私の肌は全くもって丈夫な肌。今まで使用して、合わなかったりかぶれたりした商品は無い。
周りには結構、皮膚科のお世話になったりする人も多いのだが、どのコスメが直接的な原因かというのが分からず、化粧品を使うのが怖くなってしまうというのも聞く。
そういった心配が無い分幸せだけど、反面どれを使ってもそれなりの効果。なので、これが物凄く良い！というものに出会い難い。
今の所は、肌の調子もなかなか良い感じ。
矢張り、肌は手をかければかけただけ、良い結果をもたらしてくれるので嬉しい。

「自分には、クリスマスも正月もありません。ただ一切は過ぎて行きます」
と太宰が言ったとか言わないとか云々。

死んだ人の誕生日。本当に目出度いですか？
という気も多少あるものの、気分が高揚するのに理屈は要らん。
毎年毎年、クリスマスを一緒に過ごす人は変わっても、あの日あの時に何をしていたか、という思い出だけは何故か今も鮮明。
少しだけ夢が見たくなる。少しだけ日常から離れてみる。

家族、友人、恋人・・・好きな人と過ごせれば幸せ。
だけど人生はいつもそう上手くはいかないので、一生に一度のクリスマスを素敵な想い出に出来れば、それはそれで幸せ。
来年のクリスマス、貴方の隣に居る人は誰だろうね。
また来年も、この人の側に居られるようにと願いを込めつつ。
メリークリスマス。

本日は、学校図書館の地下書庫に潜り込んで、修論資料用に大量コピー。
一昨日、ジムで気合入れて走った御蔭で、歩くにも支障が有るほど筋肉痛。梯子に登って資料の束を取ったりしゃがんだりに、多大なエネルギーを消費したのはこれが初めて。侮り難し、筋肉痛。
それは兎も角、年内開館日が今日迄って。可也辛い。

すっかり街並みはクリスマスカラーに染まり。
出逢いがそこら中に転がっている、シーズン。
パーティ、デート、合コン、忘年会。フットワーク軽かった昔は（2，3年前）楽しそうな所に誘われれば何処へでも出掛けた。色々な人との交流が楽しかった。自分から敢えて日常を忙しくしていた。
虚構に酔い、演出に酔う。
そういう時期があっても良いのかも知れない。

今は色んな人に断りの返事をしなければならなくて、少し気が重くなる時期。皆一人で居たくないんだろう。
光ある方向へ集う小さな虫達の様に、求め、踊り、流れ、束の間の快楽の波の中で、孤独を解放させる。刹那。
最近そんな事ばかり思うようになってしまった。昔は全然思わなかった事だ。年を取った証拠かも知れない。。

「大事なのは、能力や出自なんかではない。自分が『何を選択するかだ』」

ハリポタの第二部、勿論観ました、泣けました。何処で？という方はもう一度始めから御覧あれ。
これだけ世界的に流行すれば賛否両論様々だろうけれど、私はホグワーツ大好き。ダニエル・ラドクリフ君は可愛過ぎ。

一つだけ懸念事項があるとすれば、魔法学校は確か7年生（17歳）までなのに、2年生という設定で既に彼、思春期の様相を呈しているのですが。サクサク撮影していかないと、最終巻では親父風ハリー・ポッターになってしまうではないか。そんなハリーは嫌だ。

今日は頑張った。

何をしても上手くいかない日ってある。今日がそう。
何？どうしたの？っていうくらい、今日はもう駄目。何やっても駄目。
今日の私に最も多い感情といったら、間違いなく「苛立ち」だ。

月に一度の矯正の調整日。またこれが凄く痛い。
年末〜年始にかけてのこのシーズン、料理もお酒も楽しみなのに、辛過ぎる仕打ち。
修論、終らなさげ。

試験には失敗、忘れ物はする、新宿駅で馬鹿な男はぶつかってくる、御見合い相手からメールはある、パソコンの調子は一段と悪い、
もう駄目。今日は早く寝て明日に備えよう。

明日はきっとイイコトがありますように。＞星に願いを

森博嗣著。以前、図書館で半分ほど読んでいたので、今日残り半分を読んだ。

何が真実なのか？どこまでが真実なのだろう？それとも初めから真実など存在しなかったのだろうか？そもそも真実とは何だろう？
この人のものを読むと、いつも本当にそんな疑問で一杯になるから、楽しい。答えの無い迷路をぐるぐる回っている感覚が、とても心地良い。

人間の行動や、言動や、動機や、それら全てにどうして理由が必要なのだ？理由など、何の意味も無い。
彼は時々こういう台詞を登場人物に言わせるが、つまりこれは彼が本当にそう思っているのではなく、読者を試しているのではないかと私は思う。
君は本当に、そう推理するのかい？そこに論理的矛盾が無いと、整合性があると、そう言切るからかね？人間は感情を持った人間である、常識という枠に捉われ過ぎていると、重要なものを見落としてしまう、
何を、君は、信じ、何が、君を、そうさせる・・・？
ってね。

純さん。森フィーバーが止まらないですね。

御見合い。
御豆腐料理、大変美味しゅう御座居ました。・・・
・・・では無く。

誠実と堅実を攪拌して塗り固めた様な殿方、でした。
若くして国家資格保有者で仕事はバリバリこなし、努力家であり、家柄も良く、温和で優しく、酒も煙草も女遊びもせず、ルックスもそこそこ良く、私の様に無駄遣いせず貯蓄はしっかりと、アフター5は語学教室、週に三回はジム通い。。
言うなれば、日当たり最高角部屋最上階の眺望抜群広め3LDK超お買得優良物件、ってな感じでしょうか。

断る理由が無い。
それは判ってるんです。
皆が(・∀・)イイ!!っていうのも、私如きがおこがましい、というのも重々承知の上で言おう。

御免なさい。です。
決定的な要因は、興味が無いの。相手に。
多分この人は例えば、
「ソフトドリンクって、どうしてソフト（柔かい）ドリンク（飲み物）って言うんだろう」
なんて事について小一時間考えちゃった事無いんだろうな。
そう思ったら、何だかすぐにでも帰りたくなってしまった。
（因みに私は考えた事ある。論理的な答えは見出せていないので何方か知っていたら教えて下さい）
要するに私の様なアホと接するには、目の前の殿方は模範生過ぎるのです。

御祖母ちゃん心底ガッカリしてました。そりゃそうだよね、御免ね本当に。
大丈夫、彼なら売れ筋物件だから私なんかじゃなくもっと素晴らしい買い手がすぐに見つかるわ。
そういう事じゃ、無いがね。

しかもしかも、何とこの殿方、恋人君と地元が一緒だって言うじゃありませんか・・・世間て何て狭いの。つまり昨日の飲み会に来ていても全くおかしくない。
はぁーもう行けないな。恋人君の地元飲み。
そんなこんなで私の人生初の御見合いは不成功に終わりましたとさ、目出度し（？）。

それより今は修論。明日からまた一週間が始まる。

恋人君の地元仲間の忘年会に参加。昨年も参加したので二度目。
クイズに勝って、何気に景品とかお小遣いとか貰ってる私。どうせならデジカメとかDVDが欲しかっ・・・（以下略

それにしても。私より酒に弱い男は駄目だ、本当。
駅まで送ってくれた恋人君はもう、どこからどう見ても単なる酔っ払いでしか無く。どちらが送ってるのか？という疑問がふつふつと。
これが過去一度や二度じゃないから腹立つを通り越して少し寂しい。
「シャキっとしろよ、シャキっと」
何度言っても酔っ払いには無駄だしね。

弱いなら飲むな。飲むならせめて、自制を。
それ位、分かって飲むオトコになって欲しい。
これは私の我儘でしょうか。

完徹して、最後の発表も終わり、残す所修論のみ。とは言えこれが最難関である。
院の48歳の友人などは仕事の傍ら寝食を惜しんで書いているらしく、見るからに疲労が蓄積された顔をしていた。
私は修論の強い味方を得に電気街（秋葉原）へと。色々とPCにインストールするものを購入したら、結構高くついた。64MBしかなかったPCのメモリが128MBになった、嬉しい。

持つべきは、PCに詳しい友人。彼の御蔭で色々な機能が使えるようになったよ、本当に有難し。
年内に会えるのはきっともう最後、ということで二人とも徹夜でフラフラにも関わらず飲みに行き、色々と話を。例によって私ばっかりべらべら喋ってた（睡眠不足で酒が入ると、異常なテンションになりがち）気も無きにしもあらずだけど、好きな友達とで楽しく飲めた。

私は割と、この人とっつきにくいかも、と一般に思われる様な人と親しくなるのが好き。所謂変わり者というか。尤も変わり者も種類別に分かれていて、キモイ人は当然に除かれる。
例えば見た目で冷たい、怖そう、という印象がある人でも、心はあったかくて素直。そういう人、結構多い。
職業とか年齢とか見た目とか。先入観、偏見を持たずに接すれば面白いことって可也ある。

このPC気まぐれなんだよね、突然原因不明のエラーが出ておかしくなったり、ウィルスか？と思うと、何もしなくても正常に戻る、最近この繰り返しが頻繁で、勉強中とか凄く困るのだ。
恋人君にそう言うと、「胡桃みたい」と言われ。
凄く気まぐれで手に負えない。喜怒哀楽が激し過ぎる。自分の世界に入り込み過ぎでついていけない。
などなど。
何だか随分と自己中な女のようですが。身に覚えの無い事ばかりで心外です。
反論すると、「オメエよく言うー」と。笑いながらね。

自分の感情の中で、一日のうちで一番多く訪れる感情って何？
田口ランディのメルマガにもあって、自分自身考えたけれど、よく分からないというのが本音。というより、私の場合は嬉しい、悲しい、悔しい、腹立たしい、切ない、空しい、愛しい、寂しい、やありとあらゆる感情が津波の様に又は小波の様に、次から次へと溢れては引いてゆく、から。
どの感情が一番多いか少ないか、判断する事が難しい。

でもずっとずっと昔は、「空しい」「寂しい」という感情が、一番多くを占めていた。何故かは分からない。ただいつもそんな想いを抱いていた子供だった気がする。いつからそうでなくなったんだろう。
自分なりに考えたのは、狭い世界の中で、限られた人間としかコミュニケーションしないという現実では、例え子供であっても空しくなり、寂しくなる事がよくあるのではないか。十歳頃迄の私の世界は全て書物の中で創造されていたから。
単に、私が凡そ子供らしくない、捻くれた子供だったというのもあるけどな。

私の感情の起伏が穏やかになるのは何時になるんだろうな。

しかし今日はお互い忙しく会えません。
しかもうっかりした事に、午前零時を過ぎた頃、彼にとても「普通」のメールを打ってしまい、「誕生日おめでとうって言われてない・・・。涙」との返信が。
慌てて電話を掛けて、誤魔化した。
いや、人間うっかりする事は誰にでもあるだろう。（私の場合は頻繁）

恋人君の母君とは、夏からたまにメールのやり取りをしているのだが、今日ちょっとしたメールの返信をしたら、
「法律やめて文学にうつったら？」
・・・え？別に文学的な文章を打ったつもりは毛頭無かったのですが。どうやらツボだったらしく感動された御様子でした。
現恋人君の母君は、夏にとても良くしてくれ、何かある度に私にまで御土産を下さったりと、今まで付き合ってきた恋人の親とそれ程親しくなるという事が無かった私には、可愛がって下さるだけでも有難い事です。

そして今日、何気無く、本当に何気無く・・・カレーパンを食べた。
暫くして気付く。カレー。カレー？
・・・歯科矯正の御法度！
幸いブラケットには色が付かず、セーフでしたが。
本当に、ずっとカレーが食べられなかったから、無意識的に手が伸びたんだろうな。大好物なのに。。
横浜カレーミュージアムにも行きたいのに。

明日は最後の発表。気合入れて行く。

昨日の雪の影響で、恋人君の最寄の駅を走る電車は何と、3時間7分遅れたそうです。
一体どんな田舎町だ。一応、東京近郊なのにこのラインだけは昔から変わらず。いつも泣かされている恋人君に同情。

矯正話。
今日、ドトールで休憩していたら、針金が外れた！
外れる事もあるとは聞いていたけれど、一人で軽くパニックに。
内側の頬に刺さって痛いし、取敢えず自力で直すものの、当然ながら心許無い。
来週調整日だし、其れ迄何とかもってくれますように。本来ならすぐ歯医者行くべきなんだろうけど、時間が無いのですよ。

そう言えばもうすぐお見合いもある。
恋人君「面白そうじゃん。行ってみなよー」
私を全面的に信頼しているのか、不安の欠片も無いのかこの言葉。そういう奴です。

最近、気になる人が出現。
矢張り頭が良い人（そしてそれを決して誇示しない人）に弱い、私。それは成績が良いとかいうレベルでは決して無く、知的探究心が旺盛で、私の伝えたい事を瞬時に理解してくれる人、同じ事を繰り返し聞いたり言ったりする事の無い人。
私は感覚的に物事を捉える事がよくあって、突然脈絡の無い話をしてしまったりするのだけれど、その時に理解してくれるスピードが早ければ早い程、私の相手に対するリスペクト値は上昇する。男女問わず。
そしてそういう人が身近に居ると、とても幸せを感じるのだ。優しさを感じて。

相手の事を心から理解しよう、と努める姿勢は矢張り優しさや思い遣りからくるものだと私は思う。
意識的にしろ、無意識しろ、何と無く「分かった様な口」を利いたり「分かった振り」をする事が多い世の中だからこそ。
何だかじんときてしまう。そして自らも、相手の事を理解しようと思い、願う。

そんな関係が何だかとても素敵に感じる今日この頃。

書こうと思いつつも、何と無く久し振りの日記になった。いざPC立ち上げるとどうでも良くなってしまう時があるんだね。かと思うと毎日更新してる時もある。気分次第。ケセラセラ。

昨日、友人に電話で手解きを受けながらPCをバージョンアップしたのだが、そのせいか雪のせいか判らないけれど、表示が遅い。イライラ。

初雪。見てる分には良いが、如何せん私は極度の冷え性。手の指先、足の先など、末端は特に氷水に付けた後の様に冷たい。キーボードを打つ手もぎこちない。イライラ。

こんなにイライラばかりしていたら心身ともに良くないので、最近肩凝りが酷かったせいもあり、エステサロンへ行って来た。ええ、行って来ましたとも、この雪の中。

キャンセルしても良かったんだけれど、どうもそれも面倒で、他に時間も作れそうになかったので。しかもこんな日に限ってヒールのブーツですが。お洒落は我慢だから仕方無い。（ピーコ

ネットで見て、初めて行く個人サロンだったけれど、雰囲気も技術的にもなかなか良かった。
まずは足浴。末端冷え性の私にもこれは必須。
自分ではお手入れが難しい肩・背中・腰もアロマオイルを使ってのマッサージ。初めて聞いたのだけれど、低血圧にはラベンダーの精油は余り宜しくないらしい。
私はローズマリー・ゼラニウム・オレンジ、あと足のマッサージにはミントも少々混ぜて。
フットマッサージには定期的に通っているで、自分の身体の悪いところや、効くツボなども大体判る。痛い、と思うと目や、胃のツボ。自分でもサウナに入った時やお風呂の時には重点的に刺激するようにしているけど、結構効果あるよ。

何といっても気持ち良かったのが、フェイシャル。
最近の私はスキンケアの鬼で、良いよ！と聞くものは兎に角試してみる。
ここのところは内外美容を謳ってるFANCLのフェナティ（しっとり）シリーズがヒット。使った次の日は、お肌がもちもち、しっとりしてる。
パウダー状の洗顔って泡立ちが今一で余り使わなかったんだけど、刺激は無いのに、すっきりと洗える。DHCのマイルドソープより良い。DHCは、クレンジングオイルとサプリメントに関しては認めているけど、その他はどうだろう。可も無く不可も無くという感じが否めない。
化粧水も、乾燥するからいつもはこれでもか、という位つけるので、FANCLの、これだけの少ない量でしっかり潤うのはかなり優秀。
尤も、コスメジプシーもといコスメに関してはかなりの浮気性なので、今のところのお気に入り。

オルビスもお手頃価格の割に、良い働きしてくれてると思う。初めてオルビスに注文したのが、高校卒業してすぐ（注文履歴が送られてきて判明）だったのだけど、その頃は安かろう悪かろうで全く魅力を感じなかった（失礼）のが、成長したよ、オルビス。
オイルカットアクアフォースローション、リピート決定。
思わずお値段高めのダイエット食品＆健康食品を大量注文してしまい。味は・・・まぁこんなもんでしょうダイエット食品などというものは？そのお陰かどうかは判りかねるものの、順調にウエイトダウンしてます。万歳。

それでフェイシャル。ばっちり75分。クリーム4，5回は塗った。蒸しタオル。気持ち良ーいー。
首、デコルテ、頭皮のマッサージまでしっかりやって貰ったので、全身がすっきり、良い気分。
2時間横になってたのもあり、暖かくオイルの香ばしい匂いが溢れる室内で、思わずウトウト。
・・・外は極寒だと言うのに。忘れてたけど。

帰る時にはハンドクリームを頂く。個人サロンと大手サロン、それぞれに一長一短はあると思うけど、自分に合うサロンが見つかったら長く通いたいなぁ。私にとってはここもその一つに。

それから。今日は恋人君への誕生日プレゼントを買いに行ったのだった。プレゼントは眼鏡。
高校時代の友人が働く某眼鏡店に行った。
やっぱり、遊びがあるものが一本あった方が良いよ絶対。と色々とフレームを試させ、一番顔型にしっくりくるものを友人と選ぶ。
気に入ったものが見つかったのは良かったが、しかし、眼鏡って高いのな！3万もするのか。
尤も、強度近視の私が日本で作ったらまずその倍はいくだろう。だからこの前行った韓国で作った。それでも1万5千円はしたけど、普通の度数の眼鏡なら韓国だったら3千〜5千円で作れます。

恋人（プレゼント）と友人（ノルマ）の双方を幸せにして、私はまたカード地獄に陥ります。
今月のカード代、10万超えるよ！怖ひ・・・。コートもそうだけど、スキンケア用品バカ買いしてるからなぁ。
社会人にとっては何てこと無い？金額かも知れませんが、只の学生なんで。今、修論で忙しくバイトもしてないんで。寒さと共に厳しさを増す財政事情。

でも好きな事にはお金を惜しみたくない。
貯蓄貯蓄とばかり言っていて、明日不慮の事故で死んだらどうするんだ？結婚式の為に貯蓄してたって挙式の次の年には離婚するのが世の常よ？ま、極論かも知れないけど。
今の日本の不景気はそういった消極的な判断に基づいてもいるのだ。減税したところで使用途は「貯蓄」。これが多勢という現状では財政改革も尻つぼみになるというもの。

日本の個人金融資産は1400兆円。その内の約半数を高齢者が保有している現状。しかし高齢者は余りお金を使わない。
資産移転。贈与税は110万円まで非課税、と悠長な事を言わず、いっそ1000万位まで非課税にしてしまったら如何でしょう。
お前のカード地獄を正当化しようとしているな？とお思いでしょうが、いえ、日本の現状を本気で憂いでいるのです。今。本当。

帚木蓬生著。読了。
第14回吉川英治文学新人賞。もう、10年前の作品ですが。確か映画化もされた筈。

読んでいて辛くて、何度も目頭が熱くなった。
余りに壮絶で、過酷な、一人の男の人生。
日本と韓国が、一番遠い国だった時代の話。

これは小説でフィクションだけれど、これと同じ様な、またもっと凄まじい、当に「事実は小説より奇なり」とでもいうべき人生が、数多くの人の上に重く、暗く、圧し掛かっていたんだと思う。


・・・「ボタ山の所有者川内氏にしても、この無縁墓地を守ろうと決めている。興和寮で痛みつけられ、死んでいった朝鮮人坑夫がいたことも、高辻炭坑の偽りない歴史だからだ。ここに葬られている同胞は一体何のために死んだと思う？　お国のためか？　そんなものじゃない。他国のために犬畜生のように働かされ、同じ朝鮮人に虐待を受け、故国の土を二度と踏むことなくボタ山に捨てられたのだ。それなのにあんたは、同胞の土を、あんたが痛めつけた同胞の屍を、ブルドーザーで踏みつけようとしている」・・・


帚木蓬生の名前は知っていたけれど、実際読んだのはこれが初めて。
「日本人が書いておくべき義務がある」として、本作を執筆したとのこと。
俄然興味が湧いた。是非とも、もっと読みたい。絶対。


・・・＜生者が死者の遺志に思いを馳せている限り、歴史は歪まない＞
お前には、不幸な歴史を繰り返さないためにも、海峡を挟む二つの民族の優しい懸け橋になって欲しいのです。・・・
さようなら。・・・

恋人君と喧嘩して、仲直り。
私が彼を傷付ける様な言葉を吐いた。一番傷付けたくない相手に。最も守りたい人に。
どうして大切なものを、傷付けてしまうんだろう。
暫し自己嫌悪。お互いに自己嫌悪。
でもいつもの如く、雨降って地固まる。

喧嘩は良い。どんどんするべきだ。
悪意を持って相手を傷付けるような喧嘩ではなく、お互いをより理解する為の喧嘩。
一番に自分の気持を伝えたい相手に対して、言いたい事が言えない関係なんて、きっと不健全だ。
だから「喧嘩した事が無い」という恋人達を全く羨ましいとは思わない。
そういう方々の多くが、「価値観の違い」なんていう全く意味不明な理由で離婚する事になるんだろう。

久し振りにジムで走ったら、色々なものが吹っ切れた気がして。また少し頑張ろうと思えた。