気遣い。

2003年1月27日
極寒の河口湖へ一泊。
初日はそれでも空気が澄んで、富士山もしっかりと見え、露天風呂から見える花火もオツだった。
翌日、大雪。それでも楽しかったから良しとしよう。

院の友人と言っても、ゼミも違えば取ってる授業も異なり、基本的に若者との飲み会には余り参加しないので(私も一応若者だけれど。落ち着いて飲む方が好きなので年上と飲む事が多い)、初対面の後輩君含め、綾以外の面々とは殆ど話した事も無かった。
皆、気は良い仲間なのだが、一言いわせて貰うと。
金銭感覚違うよ?
既に絶対食べ切れない量の肉や野菜や酒類を買っているのに、更に牡蠣やら白子やら買わないで頂戴。何でもケース買いすれば良いというものでも無いという事に気付いて頂戴。残ったらそれだけゴミが大量に出る事を少しは考えて頂戴。借りたコテージに最後に掃除機をかけるのは、義務ではなくて常識ではないのでしょうか。

参加人数と日数とをまるで度外視した食料品や日用雑貨の調達振りに目を丸くしていたのが私だけだった、という事実にも愕然。え、私が庶民なのかしら・・・。
大学時代の仲間とのキャンプでは、役割分担が完璧で、私は全く何も心配する事無く彼等に全権を委ねていられたのだが、実は団体行動って色々大変なのだな。
改めて大学時代の友人、特に北海道のS氏の貴重さ、有難さに気付かされた次第であった(本当に今まで、何から何迄有難う)。

綾と同じゼミの真紀とも、沢山話したのは今回の旅行が初めて。綾の話から、真紀は男好きで結構な食わせ物、な印象があったのだけれど。
違うの。彼女は滅茶苦茶に人に気を遣う子だった。
いつも大人しくニコニコ笑っているけど、飲めないお酒も頑張って飲んだりと、ノリは良い。それにとっても優しい。

私も社交的な人間の部類に入るとは思うが、好き嫌いははっきりしているので、興味の無い人間に対しては、少々子供染みているとは思うものの可也そっけない。と言うより口も利かない。
でも真紀はそういう所が微塵も無く、男女問わず誰にでも分け隔てなく和やかに接する。特に私が苦手とするN氏(自分の事を棚に上げて言うと、彼は世間知らずの御莫迦さんである)と声を上げて笑いながら会話出来る所ところなど、もう尊敬の域に達してしまう。

男好きというより、モテて当り前でしょう。綾によると、真紀は常に男関係の噂が後を立たないらしいが、これも多いに頷けるというもの。
それはそれでとても大変そうだが、彼女の周囲への気の遣いようは賞賛に値するので、気を遣わなさ過ぎるとの指摘を受ける私は少し見習おうと思う。
尤も彼女によると、気の遣い過ぎでいつも気疲れしているらしいが。
「何であいつあんなに気を遣ってんだよ、って周りに思われてそうだよねぇ」と言っていたが、それこそ気の回し過ぎ。もっと楽に生きて良いよ・・・。

兎も角、この二日間というもの何も考えずに過ごしてしまったので、これから気合の入れ直し。

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