あくまでも姫。
2002年10月9日「とてつもなく重要な相談があるので、折返し電話下さい」
2歳下の従兄弟(男)から留守番のメッセージ。
とてつもなく?その只事ではない雰囲気にあれこれ想像を張巡らせながら電話を掛ける。「何?一体どうしたんだ」
「これ、親戚筋には誰にも言わないで。極秘情報だぜ」
「おう」
「実は・・・‘姫’が今、日本に来ている」
「は?何しに」
「・・・俺に会いに・・・だって」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷ」
「笑い事じゃねーよ!」
確かに。私もたまげた。‘姫’とは台湾に住む中国人の従姉妹で、夏休みに「初めて」日本へ遊びに来て散々‘姫’っぷりを発揮して帰った二十歳の女子である。
兎に角もう、外見から行動全てがお姫様的であり、従兄妹を猛暑の東京中連れ回してはあれこれと持たせ、奢らせ、連日買物に付合わせ、私と恋人君の居た大阪へ彼女の姉と共に突然来ては、恋人君をタジタジにさせたりしていた。繰り返し言うが皆初対面である。
それも悪いわね、という感じでは無くて彼女にとっては至極「当然」という感じだったので、その‘姫’っぷりは腹が立つを通り越してあっぱれであった。
尤も彼女に嫌味なところが全然無く、この子は生まれつきの姫なのだわ、と皆思っていた為かも知れない。
その‘姫’が台湾の恋人と別れ、曲りなりにも血の繋がりのある従兄弟のいる日本へ、彼会いたさにやって来たと。
と言うか、学校(大学)はどうしたんだと。休んだか。世話になっているのが自分の姉の友人宅らしいが、さぞ驚かれた事でしょう。‘姫’自身はそんな事気にしないだろうけど。
そんなわけで従兄弟は何故か窮地に立たされ、どうしたらいい?会った方がいい?とヘルプの電話を私に掛けてきたわけであるが、「会いたいなら会え。てか、自分で決めろ」としか私には言えねー。
従兄弟の気持は当然乍ら‘姫’に親戚以上の感情は無く、彼自身にも恋人が居るので、下手に‘姫’の気持を受容れる態度を取ると余計薮蛇にはなるぞと忠告はしたが。
法律では従兄妹間の婚姻は認められてはいるけど…。て、話が飛躍し過ぎですか。
2歳下の従兄弟(男)から留守番のメッセージ。
とてつもなく?その只事ではない雰囲気にあれこれ想像を張巡らせながら電話を掛ける。「何?一体どうしたんだ」
「これ、親戚筋には誰にも言わないで。極秘情報だぜ」
「おう」
「実は・・・‘姫’が今、日本に来ている」
「は?何しに」
「・・・俺に会いに・・・だって」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぷ」
「笑い事じゃねーよ!」
確かに。私もたまげた。‘姫’とは台湾に住む中国人の従姉妹で、夏休みに「初めて」日本へ遊びに来て散々‘姫’っぷりを発揮して帰った二十歳の女子である。
兎に角もう、外見から行動全てがお姫様的であり、従兄妹を猛暑の東京中連れ回してはあれこれと持たせ、奢らせ、連日買物に付合わせ、私と恋人君の居た大阪へ彼女の姉と共に突然来ては、恋人君をタジタジにさせたりしていた。繰り返し言うが皆初対面である。
それも悪いわね、という感じでは無くて彼女にとっては至極「当然」という感じだったので、その‘姫’っぷりは腹が立つを通り越してあっぱれであった。
尤も彼女に嫌味なところが全然無く、この子は生まれつきの姫なのだわ、と皆思っていた為かも知れない。
その‘姫’が台湾の恋人と別れ、曲りなりにも血の繋がりのある従兄弟のいる日本へ、彼会いたさにやって来たと。
と言うか、学校(大学)はどうしたんだと。休んだか。世話になっているのが自分の姉の友人宅らしいが、さぞ驚かれた事でしょう。‘姫’自身はそんな事気にしないだろうけど。
そんなわけで従兄弟は何故か窮地に立たされ、どうしたらいい?会った方がいい?とヘルプの電話を私に掛けてきたわけであるが、「会いたいなら会え。てか、自分で決めろ」としか私には言えねー。
従兄弟の気持は当然乍ら‘姫’に親戚以上の感情は無く、彼自身にも恋人が居るので、下手に‘姫’の気持を受容れる態度を取ると余計薮蛇にはなるぞと忠告はしたが。
法律では従兄妹間の婚姻は認められてはいるけど…。て、話が飛躍し過ぎですか。
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