シーラという子

2002年8月21日
昨日、今日と立て続けにトリイ・ヘイデンのベストセラー「シーラという子」「タイガーと呼ばれた子」を読了した。

読んでいる間中、ずっとずっと心が苦しかった。
シーラの痛み、トリイの苦しみが交差して、どうしようもない程重苦しい気持ちを、一体全体何処へ吐き出せば良いのか分からなかった。

一つだけはっきりと分かったのは、私はシーラのように強くは絶対になれないということ。トリイのようにも。
でも、物語というよりも実際にシーラのことを思うと、少しは自分も強くなれるような気がする。強くならねばと思う。

シーラが苦しみと、寂しさと、悲しみと、沢山の辛さと闘って、闘って、漸く長い長いトンネルから抜け出したように、誰だって闘う事は出来る筈だ。

受け入れて、許して、手放してやることが出来る筈だ。きっと。誰もがシーラほど強く、賢くなくても。私も。

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