重い想い

伸るか反るかの、真剣勝負。それが私の恋愛スタンスだ。はっきり言って、とても疲れる。これは、と思う事があったら大袈裟でなく全身全霊でぶつかって行くから。
だから私は付き合う人によってよく議論好きだと誤解される。別に好きじゃないんだよ。ただ両者の意思疎通をはかる過程に於ける曖昧なグレーゾーンていうのが大嫌いなのだ。

友達付き合いでも一緒。飲んで笑って馬鹿話、楽だし楽しい。だけどそれは友達じゃない、仲間でもない、只の知り合い。
馬鹿万歳、馬鹿大好き、だけど時には口角泡を飛ばしての（別に飛ばさなくてもいいけど）筋道通った言葉のバトル、真剣勝負がしたいじゃないか。てか私はしたい。
ナァナァの関係なんて何も残らない。振り返ってみれば長く続いている友達は対立を恐れず自分の意見が主張出来て、相手の意見も甘受出来る度量を持った人達。

育った環境も受けた教育も違う他者に対して、自分の意見を主張し、それを受け入れて貰う、って物凄く大変なこと。
余程自分が影響力のある人間でも無い限り、一朝一夕では無理なこと。
それでも言いたい、伝えたい相手が居るのなら、何とか頑張ってみようと思う。努力したいと思う。
だからあなたも真剣に受け止めて欲しい。逃げないで向かって来て欲しい。私も力一杯あなたと向き合うから。
そういう相手が居るって、とても幸せなことなのかも知れない。私ももっと、重くて身のある想いを伝えて行きたい。